2009年02月23日

中高年てんこもり

湯けむりの大浴場

有馬温泉に行きました。会員制のホテルだったからでしょうか、宿泊客の99%は私と同じ中高年でした。


ビリヤード、ゲームセンター、温水プールにジム、エステには人影もなく、ただひたすらお湯に浸かって部屋でダベリングなんでしょう。廊下もお土産コーナーも静かでした。
ただ、夕食・朝食の時間になればレストランは満杯。やっぱりそれなりに人数は来てることが分かりました。



神戸・大阪の奥座敷・有馬温泉は不景気だと言うのに、それでも梅田発や三宮発の直通特急バスは満席。唯一、芦屋発の芦有バスだけが空席有りの盛況(平日でも)。それもそのはず、あれだけたくさん温泉旅館があるのに、足が少なすぎるからでしょう。大阪方面から来る人は神戸電鉄経由にはしないみたいです。


ゆっくり金泉・銀泉に浸かって肩凝りや腰痛を治して・・・。美味しいものを食べて・・・ああ極楽、極楽!
やっぱり有馬は中高年のパラダイス?

土産物ストリートでは若い人も見かけますが・・・皆、何処に散ってるのでしょうね。


  


Posted by 李欧 at 16:21Comments(2)ぶらりご近所

2009年02月16日

奈良 ぽかぽか


新薬師寺に行ったついでに奈良を散策。2月にしては快晴でぽかぽか陽気、殆どの人も軽装で暖かい日差しを楽しんでいる。
奈良公園では紅梅・白梅の下を鹿たちもぽかぽか歩いていました。

入江泰安と言う写真家を記念して建てられた「奈良市写真美術館」

モダンアートな建物の池(水盤)の階下に展示場はあります。水漏れなど心配ご無用です。

3月1日~開催される「奈良のお水取り」行事を時系列・写真で解説している「大和歳時記」特別展は楽しめました。
これを観れば「奈良国立博物館」で開催中の「お水取り」展示は見なくてもいいと思うほど。

美術館の直ぐ近所はもう奈良公園。

梅林に行かなくても梅が楽しめます。

「浮きみ堂」 名所旧跡でもなさそうですがのんびり風情が愉しめます。

「鷺池」の真ん中にかかる橋から突き出した「浮きみ堂」、鷺池らしく白鷺がちゃんと餌を探しながら立っていましたよ。

冬枯れの田んぼ道、洒落た住宅、崩れかけた土塀、まだ緑燃え立つほどではない若草山など、それなりに観光客はいるものの、どこかのんびり大らかなのが奈良の魅力、閉鎖的な京都に比べて誰でも笑顔で迎えてくれます。

駅へ戻る道には「定番・興福寺五重塔」が。


早春の太陽も雲に隠れて、黒々としたシルエットに家路を急かされました。


  


Posted by 李欧 at 10:42Comments(0)ぶらりご近所

2009年02月16日

新薬師寺

奈良・春日大社の少し南に位置する「新薬師寺」は本尊・薬師如来を取り囲む国宝・十二神将のお寺として有名です。
会いに行って来ました。

8世紀に造られた像をCGで色彩豊かに再現、戌年の守護神・バサラ大将。

日本最古で最大の十二神将立像は「見事!圧巻」としか言いようがない。
天平時代に造られた十二体の立像は色彩こそ剥げ落ちているが、表情や個性が豊かで観る者の心を揺さぶります。
http://www.k5.dion.ne.jp/~shinyaku/juunishin.html

バサラ大将  戌年
アニラ大将  未年
ハイラ大将  辰年
ビギャラ大将 子年
マコラ大将  卯年
クビラ大将  亥年
ショウトラ大将 丑年
シンタラ大将 寅年
サンテラ大将 午年
メキラ大将   酉年
アンテラ大将 申年
インダラ大将 巳年

手足の位置、武器の種類、髪の毛、姿態、それぞれ違った十二の像が十二支の守護神になり円形中心の薬師如来坐像を守っています。

酉年・メキラ大将だけが両手に何も持っていません。


この本堂の中に国宝像があります。

本堂前には「くろがねモチノキ」がたわわな実を付けて繁っていた。樹液は鳥もちの材料になるそうです。


奈良・新薬師寺の十二神将。ぜひご覧あれ!¥600

山門には「気をつけておかえ(る)り」と金と銀の蛙の置物が。皆に頭撫ぜ撫ぜされて剥げてました。



  


Posted by 李欧 at 00:00Comments(0)古寺仏閣

2009年02月06日

島料理 てぃだ

奄美島料理 「てぃだ」 に行きました。てぃだは「太陽」と言う意味です。

*画像は三線ライブ

マスターが元・リッツカールトンのシェフだっただけに、沖縄・奄美料理の他に西洋料理もご自慢です。

ラム・レッグのカツレツ

甲イカの昆布〆  もちもち柔らかい ワサビ醤油か島モロミで。


お馴染み「ゴーヤー炒め」 苦味が適度で美味しい


むちむち歯ごたえのある鶏のトマト・ソース煮込み


「てぃだ」名物の三線ライブは8時から。

お客に「歌詞冊子」が配られ一緒に沖縄民謡や沖縄ポップスを歌います。
直ぐに客はノリノリ、手を上げて揺らす琉球踊りで憂さを発散!


ジーマ豆腐やオリオンビールも飲んで1人¥2,500
食べて飲んで歌って踊って・・・・・安い。
勿論、よくはやってます。島出身の人もそうでない人も一緒に楽しめる大阪・天六の「てぃだ」にいらっしゃ~い!


奄美島料理「てぃだ」 大阪北区天神橋6丁目5 水曜定休
06-6881-3639  30名用のお座敷有




  


Posted by 李欧 at 11:25Comments(0)美味しい店

2009年02月03日

ほんの あそび心で

閑話休題  ほんの遊び心から ライター蒐集

煙草はコンビニで買え!とばかりに、JTは煙草屋さんには置かないライターを
コンビニには景品として付けてキャンペーンを展開しています。
勿論、景品だから煙草代だけ払えば「タダ」で付いて来ます。

ライター目当てに煙草を買うこともありますが、吸わない銘柄までは景品欲しさに買いません。
そして、いつの間にか20余りのライターが貯まりました。全部、火は付きます。

嫌煙家の方には叱られそうですが、煙草、辞められません。

誰でも「アホみたいな一過性の蒐集癖」ってあるのでは?ちょっと こどもじみた。

凄いお気に入りのZIPPOを持ってるんだけど、ZIPPOは直ぐに壊れるのです、火が付かなくなるのです。
お気に入りだったから尚更腹が立ちます。だから「タダ」の景品限定ライターにしました。

わざわざブログにアップする話題でもないけど、どうでもいい話って皆さんお好きでしょう?と思ったので・・・・。
ごめんな・さ・い。



  


Posted by 李欧 at 17:49Comments(0)日々の雑感

2009年02月02日

手塚治虫

記念館前の「火の鳥モニュメント」


宝塚市立「手塚治虫記念館」に行きました。
先ず目に付くのは「リボンの騎士」のお城の塔のようなドーム、尖端にはシンボルモニュメント「ガラスの地球」が乗っかっています。


館内は地階から1階2階まで。
漫画年表で生い立ちから成功までの道のりが興味深く解説されています。
「企画展示室」や「ビジョン映像ホール」「ミュージアム・ショップ」「アニメ検索コーナー」「カフェ」も有り、「アニメ工房」では実際アニメ造りにも参加できます。

多くの人が居るのに静かなコーナーがありました、皆さん漫画に読み耽っている「ライブラリー」コーナーでした。


子どもの頃から「漫画」を描いていた手塚治虫。本名は手塚治。昆虫が好きでオサムシからペンネームを取って「治虫」としました。
付属池田小学校から北野高校、大阪大学へ。医学博士の資格も持つ治虫青年は家庭環境も良かったのでしょう、ちょっと「オタク」っぽい「天才肌」の大人へと成長して行きました。



数多くの作品の中でも誰でも知ってるのが「鉄腕アトム」。
館内にも「アトム」の主題歌が流れていました。


手塚ファンではなくても「ジャングル大帝」「リボンの騎士」「火の鳥」「ブラックジャック」「アドルフに告ぐ」などは誰でも知ってる作品でしょう。そ言う意味では国民的ヒーローなのかも知れませんね。


24歳まで過ごした「宝塚」に記念館があると言うことは関西人にとっても誇りです。
多くの子どもに「自然」「科学」「地球」「宇宙」「生命」などの大切さを教え、大人になってもそんな気持ちを忘れないようにと「手塚ワールド」は訪れた人々を心豊かにしてくれます。


宝塚市立「手塚治虫記念館」 JR・阪急宝塚駅から徒歩10分。宝塚南口駅から徒歩5分。
水曜休館。 0797-81-2970


  


Posted by 李欧 at 10:05Comments(0)観に行く

2009年02月01日

へー、そうだったんだ


「ノリタケ デザイン~百年の歴史~」展 (京都文化博物館)に行って来ました。

「ノリタケ・チャイナ」は「香蘭社」「深川製磁」「たち吉」などと並ぶ単なる陶器屋のブランドだと思っていたけど、ところがどっこい、この展に行って「へー、そうだったんだ」と認識を新たにしました。

その(一) 日本人初の海外貿易
明治9年(1876) 森村市左衛門・森村豊の兄弟が貿易商社「森村組」を設立。ニューヨークに輸入雑貨店「森村ブラザーズ」を作る。豊は福沢諭吉に英語を習ったそう。

いかにもアメリカ人が好きそうなエジプト模様のお皿など。

その(二) 手書きのカタログ・パンフレットを持ってセールスマンは営業に。

森村兄弟はノリタケの前身である「日本陶器(合名会社)」を明治37年に設立。緻密に描かれた手書きの「デザイン画帳」を持ってセールスに回ったり、逆に日本への製品オーダーにも「デザイン画帳」は利用された。


オールド・ノリタケと呼ばれる初期の製品群。


その(三) TOTO(東洋陶器)や高級な大倉陶園も元はノリタケの前身・日本陶器だった。

何事も100年続くと言う事は、それなりの歴史や重みを持つもので、皇室御用達の「大倉陶園」や水周りの「TOTO」も元は同じだったと言うから面白い。

その(四) 帝国ホテルを設計したあのフランク・ロイド・ライトがデザインしたノリタケチャイナ、OLD帝国ホテルのシアターレストランで使用されていた。(ライトは建築以外にも、円と幾何学模様を基調にしたアクセサリーや小物をデザインしていた)


陶器産地に近い名古屋の則武町に工場を作ったので「ノリタケ」と社名も変え、世界有数の食器メーカーとして「商業ベースに乗った」事業計画で発展して来てるそうです。

さすがに「製品」は売っていませんでした。名古屋の陶器のテーマパーク「ノリタケの森」に行けば「買う・食べる・体験する」が出来るそうなので是非一度行って見たいと思っています。

「ノリタケ・デザイン~百年の歴史~」展は3月15日まで(月曜休館)。
三条高倉の京都文化博物館で。075-222-0888



  


Posted by 李欧 at 11:41Comments(0)観に行く
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