2010年05月16日

大遣唐使展


奈良国立博物館で開催されてる「大遣唐使展」に行きました。
仏像、絵画、書物など「国宝」や「重文」が多く展示されています。見ごたえもありますが撮影禁止なので紹介できません。
http://kentoushi.exh.jp
前売り¥1,200 近鉄奈良駅の観光案内所で買えます。

せっかくなので奈良公園の東大寺の西にある「依水園」に寄りました。


明治時代に作庭された「後園」からは、直ぐそこに東大寺・南大門と若草山が見えます。


新緑がまぶしい「後園」になにやら由緒ありそうな建物が・・・・。


近寄って見れば「水車小屋」でした。


萱葺きの「氷心亭」の屋根にはアワビのような貝殻が多く据えられてます。


つつじの名所だと聞いて訪れたのですが、残念ながらそろそろ散りかけ萎みかけでした。


池に浮かぶつつじの花と水面に写る木立。


黄菖蒲にはまだ少し早すぎたようです。


でも赤い睡蓮が可憐な花を浮かべていました。


そして、江戸時代に作庭された「前園」。依水園は「後園」と「前園」から成り、池の回りにさまざまな建物が配置され、回遊式の庭園になっています。広さは13,000平米。
前園の「三秀園」、食事も出来ます。


「寧楽美術館」 入園料¥600に含まれています。


依水園 http://www.isuien.or.jp  


Posted by 李欧 at 12:37Comments(0)観に行く

2010年05月08日

養翠園

湯浅の帰りに和歌の浦に行きました。
和歌山は昔の紀州藩です。八代将軍になった吉宗は紀州藩では5代目の藩主でした。
十代目の藩主「徳川治宝(はるとみ)」が造営した「養翠園」が和歌の浦の麓にあります。

すぐそばが入り江なので、ここの庭園の水は海水です。中央の島には太鼓橋がかかり、先ず目を引きます。

中国の西湖を模した「三つ橋」には三つの太鼓橋もあり、どことなく異国情緒も漂います。


アヤメや紫陽花にはまだ少し時期が早かったようです。


しかし、奥御殿の庭にはつつじが満開でした。


茶室・養翠亭が池のほとりにあり、今も茶会が開かれると言います。



松の緑が鮮やかな「養翠園」を後にして、雑賀崎に向かいました。
雑賀衆や釣り、魚で有名な雑賀の丘に名勝「和歌浦」があります。


先ずは展望大浴場で旅の疲れを癒します。


大浴場には誰も居なかったので、カメラを持ってちょっと下の景色を、「パチリ!」


和歌浦って人気がないのでしょうか、大きなホテルなのに3組しか泊まってませんでした。
それがちょっと寂しい。遠くに岬や灯台、島影、入り江も望める景勝地だったのに・・・。



  


Posted by 李欧 at 16:01Comments(0)旅 我流

2010年05月06日

紀伊 湯浅

醤油発生の地、和歌山の湯浅町に行きました。


世界遺産「熊野古道」が町の真ん中を走る古い町です。

通りにはこのような案内と句があちこちにあり、これには芭蕉の句が書かれてました。

野口雨情の歌もありました。


江戸時代の道標「立石」もあり、昔の旅人には役に立っていたのでしょう。


湯浅の名物は「伝統建造物群保存地区」です。
味噌・醤油蔵の後ろの「大仙堀」


天保12年創業の「角長(かどちょう)」醤油 0737-62-2035


角長で手作り醤油「濁り醤(ひしお)」を買いました。


湯浅は「金山寺味噌」でも有名です。先に金山寺味噌が中国から伝えられて、それから醤油が生まれたと言われます。

「垣内みそ店」が全国的には有名ですが、ここ「太田久助」もいかにも手作り風味で、中味の米・大豆・麦・瓜・茄子・生姜・紫蘇すべて国内産。

ご主人が大樽から計ってパッケージに詰めてくれました。これが美味しさの秘密かな。 0737-62-2623


醤油資料館 無料


湯浅の河口の名物は「白魚」です。


白魚丼には新鮮な白魚がたっぷり乗っていました。
駅前の「かどや食堂」は湯浅の地産品が美味しい店です。 0737-62-2667


漁港の町なので、もちろん黒潮育ちのお魚も美味しいのでしょう。


もうひとつの名物は、紀伊国屋文左衛門が生まれた町だと言うこと。
幼名を「文平」と言って、文平の像までありました。


醤油、金山寺味噌、白魚、湯浅のとなりが有田市なので当然みかんもあちこちで成っています。


この季節には珍しい「なつみ」と名づけられたみかん、ホントに甘くビックリ!これで350円。


紀伊・湯浅 JR天王寺から特急で1時間15分。 ¥3,270
小振りの町なので歩いて回れます。

  


Posted by 李欧 at 15:56Comments(0)旅 我流
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