2011年02月27日

道明寺・梅園

道明寺天満宮の梅園に行きました。



夕刻だったせいか週末なのに人はあまり居ませんでした。


白梅・紅梅・ピンク、ここの梅は色が豊富です。

梅園は入場料¥300。 500本の梅が境内の梅園に咲いていて、甘い香りもします。


菅原道真ゆかりのこの地に「道明寺・天満宮」と「道明寺」(尼寺)が出来て、江戸時代は大伽藍が並んでいたと言います。




梅園には地酒や梅酒、梅の木も売っていて、ちょっとした観光地です。


今が盛りの木もあれば、まだこれからと言う木もあります。


元々は「土師の宮」(はじのみや)と呼ばれていたのが起源で境内に「元・土師の宮」もありました。


小規模でしたが「盆梅展」も開かれていました。


盆梅は枝ぶりと花のバランスが見どころ。


道明寺天満宮の梅は「紅梅」が多いと思いました。
少しづつ色合いの異なる紅梅があちこちに見事です。


道明寺・天満宮は藤井寺市にあります。
近鉄・南大阪線「道明寺」駅から徒歩3分と言うのが嬉しい。
阿部野橋から15分くらいです。


咲いたら綺麗な梅のトンネル。


能舞台もあります。かなり広い境内です。


西暦3年、相撲の祖と言われる「野見宿祢」(のみのすくね)が「土師」の姓を賜り、この辺りを領地にして以来の歴史があります。土師氏が菅原へと改姓して道真が生まれました。
当然座っている「牛」、4~5体ありました。


天満宮のお隣には「道明寺」があります。


天満宮に比べて小振りな尼寺・道明寺はひっそりとした中にも格調高いお寺です。

こちらも数本の梅があります。

本堂と白梅


国宝の十一面観世音(菅原道真・作)が本尊です。
石像の観世音菩薩が境内に立っていました。


道明寺天満宮 http://www.domyojitenmangu.com/

梅園の見頃はまだ続きます。
天王寺からも手ごろなアクセスなので、ぜひどうぞ。

そう言えば、もうすぐ雛祭り、天満宮の本堂には内裏雛も鎮座していました。

少しピントずれですが。

  


Posted by 李欧 at 14:00Comments(0)四季の花

2011年02月24日

盤上のアルファ

神戸発!新人作家誕生。塩田武士(たけし)
「盤上のアルファ」講談社 ¥1,500 を面白く読みました。

第5回「小説現代長編新人賞」を選考委員の満場一致で受章したと言う作品です。

神戸の新聞社の文化部で将棋担当記者の秋葉隼介(しゅんすけ)とプロ棋士を目指す真田信繁、ともに33歳と言う二人の出会いと一人の女性を軸に物語りは展開します。


将棋には詳しくないものにも、一気に読ませる魅力が「盤上のアルファ」にはあります。
それは関西弁の持つ独特のニュアンスのせいもあり、「いてもたれ!」と扇子に書かれてる言葉や「おい、へたれ記者」など、ある種、胸のすく言葉が随所に出て来るところも親近感が持たれるからかも知れない。登場人物もけったいな人々が多く、最後ににはちょっとした仕掛けがあるのもエンターテインメント性があって、ちょっとあざといけれども痛快です。

書評には「荒削り」だとか「タイトルに必然性がない」とか「将棋場面をもっと多く」など見られますが、いずれも新人作家への期待度が多く込められています。

関学社会学部卒で神戸新聞社入社。1979年生まれの31歳。現役の記者。
秋葉隼介が自身の反映だとしたら、こんなこと書いてもいいのだろうか、と思わせる部分も多々あります。
神戸の町が頻繁に登場して、地元の人間には馴染みやすいのも神戸の書店で平積みしている所以でしょう。

第二章あたりから一気に読ませる魅力があるのは、著者・塩田武士の天性の才能かもしれません。
実姉はタレントの塩田えみさん。
今年の1月に単行本化されたので、まだ文庫本にはなっていませんが、神戸ファン、将棋ファン、関学OBには一度読んで頂きたい娯楽と文学が交錯するいい作品です。
  


Posted by 李欧 at 18:44Comments(0)BOOK

2011年02月20日

坊主BAR

京都 油小路通の「坊主BAR」に立ち寄りました。
以前 TVで紹介されてたのを思い出したからです。


町屋を改装した奥に長いスペースですが、お店は通りに面した部分です。


さすがに本願寺派のお坊さんがやってるBAR、店内にはお仏壇のような場所があり、とてもいい音の「おリン」も備え付けてあります。


テーブル席の机には小さな「おリン」が真ん中に。


店と奥の間の間には「ふすま」仕切りが。


仏教に関する書籍もカウンターには並んでいます。


日本酒の中には高野山の般若湯と言う銘柄も。少し暗い写真になりました。


カクテルで面白いのは「煩悩」とか「欲望」と言うネーミングがあること。
煩悩を飲みました。「「私は煩悩が多いから」と言えば「ご自分で自覚してる方はまだましなんですよ」と言う答えが返って来ました。


町屋を改装しただけあって奥のトイレの横には「坪庭」がありました。


マスターの高秀さんは現職のお坊さんだけあって、悩み事を相談するお客さんも来られるそうです。
気さくで暖かいお坊さんマスターです。


最後はドライマティーニで〆めました。


京都 坊主バー  http://bozu-bar.jp/
四条烏丸から四条通りを西へ。油小路を北へ曲がり真っ直ぐ。
075-252-3160  


Posted by 李欧 at 11:23Comments(0)おとなのBAR

2011年02月19日

閻魔堂

あまり行ったことのない「四条烏丸」に行きました。
この辺りは意外に小粒ながらしゃれたお店が多いです。
おばんざいの「閻魔堂」に入りました。

葱と玉葱の南蛮漬、大きなオアゲの白和え、水菜のおひたし。

鯛の炙り


ふろふき大根。写真の色が暗いですね。


蛤と春キャベツのバルサミコソース。


甘辛で胡麻いっぱいの手羽。これも暗いですが。


わかさぎの天婦羅。


店内カウンターには大鉢が乗っています。


可愛い色とりどりのランプシェードがお洒落な雰囲気を高めます。


カウンターに居る揚げ物係の荻野磨(おさむ)君です。
素直で明るく修行中でした。


町屋を改装したおばんざい居酒屋「閻魔堂」 http://karasuma.keizai.biz/headline/554/
地下鉄「四条」5番出口出て直ぐ。 仏光寺通り 075-352-8005  


Posted by 李欧 at 17:04Comments(0)美味しい店

2011年02月16日

淡路景観園芸学校

県立「淡路景観園芸学校」に行きました。
前日の吹雪の影響で庭にはまだ雪が残っていました。

花壇の可愛い花も雪の中。

紅い花


黄色い花


淡路景観園芸学校は、阪神淡路大震災の経験から、町や暮らしに緑と花をと言うことで作られた全国でも珍しい専門学校です。

淡路島の北部の高原に広大な敷地を持ち、生徒たちはフィールドワークが十分出来るようになっています。
全寮制。


神戸では雪は六甲山以外は消えていたのに、ここは高原のせいかまだ雪が残っていました。


白い可愛い葉牡丹。

淡路景観園芸学校は「県立大学専門職大学院」「園芸療法」「生涯学習」などの課程があり、少数精鋭の専門家を養成するようになっています。

ストックの花壇。

黄色いラナンキュラスの下には、カサブランカの球根が埋められていて、次の季節には華麗な花を咲かせるという。今、流行の「寄せ植え」の鉢。


広い敷地は見学自由です。
教材用に色んな植物が植わってます。
針葉樹の森。


日本庭園。


つぼみが可愛い白い山茶花。


ホントは梅の仲間じゃないけど梅には黄色い花がないので「蝋梅」と呼ばれています。



近所には「淡路花桟敷」もあり、4月5月には春の花の見頃を迎えます。

兵庫県立「淡路景観園芸学校」  http://www.awaji.ac.jp/


教室の壁。左は姫りんご。右は梨。いずれもバラ科の木。


淡路島の入り口。淡路SAから車で10分くらいで行けます。明石海峡も見える高原にはペンションもあります。

季節が良くなれば、一度どうぞ訪ねてみて下さい。


  


Posted by 李欧 at 11:56Comments(0)四季の花

2011年02月06日

春節祭セット

旧・正月の春節祭です。時々行くサンチカの「黄老」で「春節祭セット」を食べました。

だいたいサンチカの「黄老」はいろんなセットがあり、一人で食べると少し多い。異なるセットをオーダーして10種類~15種類のおかずを2人か3人で食べるほうがバラエティーに富んで楽しめると思う。


春節祭セットはこれだけ並んで¥1,890 

だいたい、1人前¥1,300~¥2,400くらいで、いつも色んなセットが用意されています。
この日は春節祭らしく大根餅も。


他には「餃子スープ」これもお祝いらしい。そして、デザートは「桃のお菓子」


真っ赤な祝い袋「大吉大利」の福袋の中身は「ご縁がありますように」と5円玉が入ってました。
「黄老」はトアロードが本店。
サンチカ店も勿論料理人は全員中国人。味は確かです。


阪神西宮や阪神梅田百貨店、北新地にもあるそうですが、サンチカ店が手ごろでランチもある。
夜は喫煙席もあるのが嬉しい。

黄老さんちか店 078-391-1930

  


Posted by 李欧 at 21:57Comments(0)美味しい店
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