2014年04月29日

葛飾北斎を観る


神戸市立博物館の「ボストン美術館 浮世絵名品展」北斎に行きました。

小雨が降ってたのであまり混んでませんでした。写真の人物は他人です。

1階のロビー正面にも代表作「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」の絵が。これは海外の画家や音楽家にも大きな影響を与えたそうで、ドビューシーの音楽にも影響を与えたそうです。構図が大胆です。

全部で140点の作品が展示されていて、それが細かい線で描かれているので、目を近づけてみないと細かいところまで鑑賞出来ません。足と眼が疲れます。
北斎の作品を3つの章に分類して、しかも「富嶽三十六景」「「六歌仙」「百物語」「新版浮絵」「諸国瀧廻り」「百人一首」「花鳥版画」「狂歌絵本」
などの作品がまとまって展示されているので、年代を追って見やすい構成になっています。

花鳥版画 芥子(けし)


うちわに描いた「菖蒲に鯉」

新版浮絵「浦島竜宮入之図」



諸国瀧廻り「木曽路の奥 阿弥陀ヶ瀧」

諸国瀧廻り「和州吉野義経馬洗瀧」


富嶽三十六景「凱風快晴」

富嶽三十六景「本所立川」



当時の江戸では狂歌が流行していて北斎は狂歌とともに挿絵ともいえる絵を多く描いてます「花の兄」


掛け軸に描かれた「朱鍾馗図」


今は宮部みゆきが百物語の小説をシリーズで書いてますが、北斎は途中で諦めたみたいです。でも数点のお化けが展示されていました。
百物語「お岩さん」


北斎の娘、葛飾応為も優秀な浮世絵作家でした。「三曲合奏図」


春と秋は美術鑑賞には季節が良い。関西の美術館案内ポスターもガイドされています。

葛飾北斎展は6月22日まで。一般1,400円。月曜休館。
078-391-0035
http;//ukiyoe.exhn.jp

ボストン美術館の作品の保存状態は非常に良く、色彩や細部も良く見えて、なかなか見ごたえのある展覧会でした。
  


Posted by 李欧 at 14:52Comments(0)観に行く

2014年04月24日

牡丹と花ミズキ


広大な敷地の大阪市立「長居植物園」に行きました。
花ミズキと牡丹が見ごろでした。


広い池と白い花ミズキ。

ピンクの花ミズキ。


園の奥にあるボタン園ではずっしりと重そうなボタンの花が丁度見ごろでした。





結構広い敷地に濃い赤、ピンク、白など結構多くのボタンが満開。


植物園では他にも多くの花が見られます。

広いバラ園ではまだ季節が早いのか探して1輪だけ咲いてる花を見つけました。

5月の中ごろになればこの広いバラ園が市民を楽しませるのでしょうが。


どこか高貴なピンクのマグノリアの花。

紺紫のアヤメの花。


そろそろ季節も終わりですが、八重桜がまだ咲いていました。


小林幸子じゃないけど白い寒ツバキが藪の中にひっそりと・・。

園内は花の季節ごとに〇〇園と分類されていて1月のスイセンから12月のサザンカまで1年中「花のカレンダー」にそって花や木が楽しめるように工夫されていまっす。

藤棚の藤。
これからはツツジが見ごろになるでしょう。今はミヤマキリシマだけでした。



ハーブ園ではローズマリーが幅を利かせてました。江戸時代からお茶や癒しの漢方として栽培されていて、当時はマンネンロウと呼ばれていました。


北の国では珍しくないライラックの花もたわわな花をつけています。


白は良く見かけますが、黄色いコデマリは珍しいのでは?


樹木や林や藪も多くあり煙樹の林もありました。

24万平米もある敷地なので健脚向きです。園内では昼寝をする人や写真を撮る人、シニアから子どもまでゆっくり楽しんでいました。
大人200円。大阪市のシニアは無料です。この日は家からの往復で歩数計では12,000歩歩きました。

長居公園には植物園の他にもサッカーで有名なスタジアムや陸上競技場もあります。




カップルはこのハートの中で記念撮影、鐘を鳴らして何か願ってます。

園の真ん中に広い池があり、噴水も時間によって高く上がります。これは萎みかけの噴水です。

神戸には街の真ん中にこのような広大な植物園がないのは残念ですね。裏には六甲山があるからでしょう。


大阪市立長居植物園 
https://www.nagai-park.jp/n-syoku/
06-6696-7117
地下鉄 御堂筋線「長居駅」すぐ。月曜休園。





  


Posted by 李欧 at 13:29Comments(0)四季の花

2014年04月15日

お線香

数年前から京都の漢方の主治医のところに生薬の調合に通ってます。病院の薬より多少時間はかかっても体調管理にはいいからです。
また、家に仏壇があるので、毎朝お線香を上げてます。そこで、先生のところに行くついでに烏丸丸太町の「松栄堂」にお線香を買いに行きました。

全国的にも有名なお香のお店です。この日は本店に行きました。

いつもは、南禅寺や東大寺、誓願寺など、お気に入りのお線香があるお寺で買うのですが、たまには有名店のものも買ってみようと思い立ったのです。

贈答用の棚もありましたが、これは日常の家庭用。

お線香だけではなく、今ブームの「お香」を立てる陶器や瓶なども並んでいました。

その後、漢方の山原條二先生のところに行き「松栄堂」で「お線香を買ってきました」と言えば、ベトナムで漢方を栽培している先生が「それではベトナムの沈香をあげます」と。私は普通は伽羅を使っていてホントは沈香の香りのほうが好きなのですが、なにせ沈香は高い。「松栄堂」でも沈薫は5,000円以上の高級品になります。

この日も2,800円の「京桜」と言う伽羅の香りにしました。

ベトナムの「沈香」


松栄堂 https://www.shoyeido.co.jp/menu.html

なお、漢方ですがヘモグロビンA1Cが4か月で正常値に下がったり、血色が良くなったり、老人シミが消えたり、血圧が下がったり、夜中のトイレが1回になったり、肝臓・腎臓の機能が上がったり、その他もろもろ、自分の個性に合った体調管理ができます。

  


Posted by 李欧 at 16:40Comments(0)日々の雑感

2014年04月14日

在原業平

在原業平ゆかりの「不退寺」に行きました。

南都・花の古寺としても有名で、今は業平「椿」が咲き誇っていました。


こじんまりしたお寺ですが、お庭と建物がとてもバランスが良く配置されていて、鶯の声も聞こえていました。

祖父の平城天皇が「薬子の変」に失敗した後、住んだ「萱の御所」だったそうな。天皇の皇子「阿保親王」や孫の業平(825年~880年)もここに住んだそうだ。

古今和歌集の業平の句も境内で見られました。


ちはやぶる 神代もきかず竜田川 からくれないに 水くくるとは  百人一首でも有名な和歌ですね。
六歌仙や三十六歌仙のひとりでもある業平には多くの句があります。

「伊勢物語」の作者でもある業平の句碑の隣にも椿の花が。
から衣 きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる 旅をしぞ思う 句の頭をつなげれば「かきつばた」と詠め、伊勢物語で三河の国・八つ橋で詠んだと言われる。


世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし 「古今集」

裏庭に咲く山桜の花。

名にし負はば いざこと問わぬ 都鳥 わが思ふ人は ありやなしやと

咲けば綺麗だろうな、椿のつぼみも膨らむ。

境内では池の周りに色々な花が見られます。

れんぎょうは今が盛りです。


雪やなぎの白とれんぎょうの黄色が混ざりあってます。

真ん中に「業平橋」がかかる中池。
これは花桃かな?燃えてます。

梅の花も咲いてました。



本堂とともに重要文化財に指定されている山門。境内には多宝塔(重文)もあります。
「法輪を転じて退かず」と発願して建てられたのが「不退寺」。

本堂内ではさまざまな重文の仏像も見られます。
本尊は業平自身が作ったと言われる「聖観世音菩薩立像」1m90cmの大きな木彫り一本造の名作です。

春なのに紅葉しているもみじ。




不退寺は近鉄・新大宮(近鉄奈良のひとつ手前)から北へ歩いて15分の丘のふもとにひっそり建っています。
神戸から奈良行き快速急行1本で座っていけるので便利です。
0742-22-5278
http://www3.kcn.ne.jp/~futaiji/






  


Posted by 李欧 at 11:20Comments(0)古寺仏閣
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