2009年02月16日

奈良 ぽかぽか


新薬師寺に行ったついでに奈良を散策。2月にしては快晴でぽかぽか陽気、殆どの人も軽装で暖かい日差しを楽しんでいる。
奈良公園では紅梅・白梅の下を鹿たちもぽかぽか歩いていました。

入江泰安と言う写真家を記念して建てられた「奈良市写真美術館」

モダンアートな建物の池(水盤)の階下に展示場はあります。水漏れなど心配ご無用です。

3月1日~開催される「奈良のお水取り」行事を時系列・写真で解説している「大和歳時記」特別展は楽しめました。
これを観れば「奈良国立博物館」で開催中の「お水取り」展示は見なくてもいいと思うほど。

美術館の直ぐ近所はもう奈良公園。

梅林に行かなくても梅が楽しめます。

「浮きみ堂」 名所旧跡でもなさそうですがのんびり風情が愉しめます。

「鷺池」の真ん中にかかる橋から突き出した「浮きみ堂」、鷺池らしく白鷺がちゃんと餌を探しながら立っていましたよ。

冬枯れの田んぼ道、洒落た住宅、崩れかけた土塀、まだ緑燃え立つほどではない若草山など、それなりに観光客はいるものの、どこかのんびり大らかなのが奈良の魅力、閉鎖的な京都に比べて誰でも笑顔で迎えてくれます。

駅へ戻る道には「定番・興福寺五重塔」が。


早春の太陽も雲に隠れて、黒々としたシルエットに家路を急かされました。


  


Posted by 李欧 at 10:42Comments(0)ぶらりご近所

2009年02月16日

新薬師寺

奈良・春日大社の少し南に位置する「新薬師寺」は本尊・薬師如来を取り囲む国宝・十二神将のお寺として有名です。
会いに行って来ました。

8世紀に造られた像をCGで色彩豊かに再現、戌年の守護神・バサラ大将。

日本最古で最大の十二神将立像は「見事!圧巻」としか言いようがない。
天平時代に造られた十二体の立像は色彩こそ剥げ落ちているが、表情や個性が豊かで観る者の心を揺さぶります。
http://www.k5.dion.ne.jp/~shinyaku/juunishin.html

バサラ大将  戌年
アニラ大将  未年
ハイラ大将  辰年
ビギャラ大将 子年
マコラ大将  卯年
クビラ大将  亥年
ショウトラ大将 丑年
シンタラ大将 寅年
サンテラ大将 午年
メキラ大将   酉年
アンテラ大将 申年
インダラ大将 巳年

手足の位置、武器の種類、髪の毛、姿態、それぞれ違った十二の像が十二支の守護神になり円形中心の薬師如来坐像を守っています。

酉年・メキラ大将だけが両手に何も持っていません。


この本堂の中に国宝像があります。

本堂前には「くろがねモチノキ」がたわわな実を付けて繁っていた。樹液は鳥もちの材料になるそうです。


奈良・新薬師寺の十二神将。ぜひご覧あれ!¥600

山門には「気をつけておかえ(る)り」と金と銀の蛙の置物が。皆に頭撫ぜ撫ぜされて剥げてました。



  


Posted by 李欧 at 00:00Comments(0)古寺仏閣
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