2010年02月28日

小倉遊亀 展

没後10年 「小倉遊亀」(おぐらゆき)展に行って来ました。初めて接する女性画家でしたが、なかなか見ごたえがある展覧会でした。

「娘」1951年

明治28年、大津に生まれて、平成12年、105歳で亡くなるまでの画業が100点以上の作品とともに紹介されています。
「オール讀物」の表紙絵(連作)などは「そう言えば見たことあるぞ」と懐かしく思い出しました。


越路吹雪を描いた「コーちゃんの休日」や「径」(こみち)、「姉妹」「浴女 その一」「首夏」など、女性や静物を描いて一級の作家だと感じました。100歳以上も生きたのに、男性を殆ど描いてないのも興味深い。


小倉遊亀展 兵庫県立美術館 4月4日まで。 阪神「岩屋」、JR「灘」下車、南に10分。
http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_1002/index.html

金・土は夜の8時まで開館してるので見やすいと思います。


  


Posted by 李欧 at 11:56Comments(0)観に行く

2010年02月25日

中西牧場


神戸牛の肥育農家・中西牧場に牛たちを見に行きました。
肥育とは生後9ヶ月くらいの但馬牛や淡路牛の仔牛を競り落とし、成牛になるまで2年弱大切に大切に育てる畜産農家のことです。
神戸市西区に有名な中西牧場はあります。

仔牛の時は運動も大切で、運動場には可愛い仔牛たちが居ました。


仔牛の時は団体生活なので喧嘩で傷つけあわないように「角」は切っています。


そして1年以上が経ちある程度大人になってくると「角」も立派になって来ます。


感心したのは牛舎が清潔なこと。風通しのいい牛舎は湿度がなく、下は土ではなく「おがくず」が敷き詰められています。

牛糞は堆肥となり無農薬野菜の栽培に使われています。

飼料もアメリカまで行って買い付けて来た無農薬「乾燥麦わら」、これを食事とは別に与えます。


徹底した食料や設備の管理と牛たちへの愛情。これが美味しい神戸ビーフとして有名な「中西牧場」の持ち味です。

洒落で(?)描かれた事務所裏の看板。

林に囲まれた高台にある環境の良い牛舎には約180頭の牛が肥育されています。
梅の花ももう直ぐ満開になります。


二代目牧場主・中西義徳さんに事務所でご馳走になったコーヒーカップもきっちり「牛模様」。


中西牧場の100%神戸ビーフが食べられる「西神飯店」に帰りに立ち寄りました。


玉津インターから北へ直ぐ。

三宮には姉妹店「神源」(しんげん)もあります。

一般には開放してませんが、それでも全国から見学者が来るといいます。


中西牧場
http://www.nakanishibokuzyou.com/  


Posted by 李欧 at 21:53Comments(0)観に行く

2010年02月13日

ラン展


淡路島・東浦の「夢舞台」にある「奇跡の星の植物館」で開催中の「ラン展2010」に行きました。
大型の温室植物園の中はさまざまな「蘭」が満開。


ランはこんなに種類が多いのかと驚かされました。






ドラキュラと呼ばれる黄色いラン。


おなじみ「カトレア」。これだけ集まれば見事で、いい香りがしています。






ジャングルの食虫蘭、虫を待ち受けてます。


日本の蘭は和風の部屋の中に。

中国・雲南省の蘭、ジャングルの蘭、庭園の蘭、などテーマ別に見やすく構成されています。








奇跡の星の植物館 http://www.kisekinohoshi.jp/
0799-74-1200
「ラン展」 入場料 1,200円  3月7日まで開催。

三宮と舞子から高速バス有り。「夢舞台」下車 ホテル・ウェスティン淡路からそのまま長い廊下を歩いて行けます。

なお、3月20日~5月末までは夢舞台一帯で淡路花博2010「花みどりフェア」と言う大規模な博覧会が開催されます。

今回はせっかく淡路に行ったので、植物園の近くの「グランリゾート淡路島」で美味しい魚と温泉を満喫してきました。



展望大浴場は一応「温泉」でした。

  


Posted by 李欧 at 12:23Comments(2)観に行く

2010年02月07日

天六

知人が天六に居るので天神橋筋商店街に時々行きます。大阪市北区です。

長い長いアーケードが、ここ天六(天神橋筋六丁目)から南に向かって、南森町を過ぎて天一(天神橋筋一丁目)まで続きます。
おそらく日本一長い商店街のアーケードじゃないでしょうか・・・?

天五の西には梅田方面中崎町まで「天五・中崎通商店街」が天神橋筋と直角に延びてます。一見ちょっと寂れた感じですが、ここらは古い「町屋」が多く、若い経営者が個性的な飲食店を出しています。


私も一度行った「だしや」


前は通ったことがあるけど入ったことはない店、店。
路地がおおいせいか大概の店の前には自転車が自由に駐輪してます。

町屋を改造したレストラン


ブリリアント


コアラ食堂




さてさて、我々おじさんには若者対象の「町屋改造レストラン」よりやっぱり、天神橋筋商店街・五丁目の東に広がる庶民的な店、店のほうが雰囲気的にも味的にも値段的にも魅力的です。

いつも行列が出来てる寿司屋「春駒」。 ここ以外にも「奴寿司」も有名です。


「みのる」は名古屋コーチンや肝刺しが美味しい。味噌漬けなどのオリジナル製品も多い焼き鳥屋です。


「天六の玉一のキムチ」として梅田でも出されてる「玉一」。近所に4~5軒支店があります。
ここのプルコギはお腹いっぱいになります。お店の人は全員韓国語を話します。


この日は時々行く「奄美・島料理と西洋料理の「てぃだ」」に行きました。

いつも8時から従業員の方が「ライブ」を始めるのですが、この日は土曜日、「よしの」と言うカップルがライブをしていました。


ここの客は「乗り」が良く、直ぐに全員が踊り出すのです。


丁度、この日、誕生日の方が3名いらっしゃったので(ひとりは83歳の男性でした)、皆でケーキなど渡して盛り上がっていました。


いつ行っても「てぃだ」はアットフェミリーで暖かく、ご家族+従業員も南の島出身、客も乗りがいいのです。
元・リッツカールトンのシェフが料理しているせいか、洋食も島料理以外にも美味しく、妙な取り合わせですが、沖縄と洋食のコラボも楽しいものです。週末は大概満席なので予約していかれたほうが確実でしょう。


地下鉄・谷町線と堺筋線が交差する「天六」。
福島とともに梅田近郊の下町パワーが炸裂する活力があって癒されるポイントです。
ただ、どこへ行っても自転車が多く、ぶつからないように上手に歩くことをお勧め致します。


「てぃだ」 食べログ http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270103/27009167/
06-6881-3639 水曜定休 6時~

「天神橋筋界隈 ウロウロ日記」と言うブログには、滅茶苦茶多くの食べもの屋が載ってます。
参考までに。http://shogen.ti-da.net/c31467.html  


Posted by 李欧 at 15:53Comments(0)ぶらりご近所
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