2012年04月26日
ゆったり まったり
「ゆったり・まったり 崑崙に春きたる」
と題して、ヒガシミカさんの三線と唄のライブが有り参加しました。

三宮のバー「崑崙」は小振りなバーなので、せいぜい15名程度で満杯です。
ワイン飲み放題と言うおまけ付きなので結構おとなナイトになりました。

ヒガシミカさんとギターの山崎ヨウさん。沖縄の唄が中心ですが「アメージング・グレース」を琉球弁で歌ったりして中々快適なライブでした。画像が暗くて済みません!

オーナーの田村さんも大きなワインを持ってお客についで回り大忙しでした。
心地いい唄と音楽、赤・白ワイン。ゆったりまったり春の宵がふけていきました。
BAR 崑崙 http://www.bar-kansai.net/shop_bar.php?data=42
ヒガシミカ http://higashimika.com/?cid=5
と題して、ヒガシミカさんの三線と唄のライブが有り参加しました。
三宮のバー「崑崙」は小振りなバーなので、せいぜい15名程度で満杯です。
ワイン飲み放題と言うおまけ付きなので結構おとなナイトになりました。
ヒガシミカさんとギターの山崎ヨウさん。沖縄の唄が中心ですが「アメージング・グレース」を琉球弁で歌ったりして中々快適なライブでした。画像が暗くて済みません!
オーナーの田村さんも大きなワインを持ってお客についで回り大忙しでした。
心地いい唄と音楽、赤・白ワイン。ゆったりまったり春の宵がふけていきました。
BAR 崑崙 http://www.bar-kansai.net/shop_bar.php?data=42
ヒガシミカ http://higashimika.com/?cid=5
2011年02月20日
坊主BAR
京都 油小路通の「坊主BAR」に立ち寄りました。
以前 TVで紹介されてたのを思い出したからです。

町屋を改装した奥に長いスペースですが、お店は通りに面した部分です。

さすがに本願寺派のお坊さんがやってるBAR、店内にはお仏壇のような場所があり、とてもいい音の「おリン」も備え付けてあります。

テーブル席の机には小さな「おリン」が真ん中に。

店と奥の間の間には「ふすま」仕切りが。

仏教に関する書籍もカウンターには並んでいます。

日本酒の中には高野山の般若湯と言う銘柄も。少し暗い写真になりました。

カクテルで面白いのは「煩悩」とか「欲望」と言うネーミングがあること。
煩悩を飲みました。「「私は煩悩が多いから」と言えば「ご自分で自覚してる方はまだましなんですよ」と言う答えが返って来ました。

町屋を改装しただけあって奥のトイレの横には「坪庭」がありました。

マスターの高秀さんは現職のお坊さんだけあって、悩み事を相談するお客さんも来られるそうです。
気さくで暖かいお坊さんマスターです。

最後はドライマティーニで〆めました。

京都 坊主バー http://bozu-bar.jp/
四条烏丸から四条通りを西へ。油小路を北へ曲がり真っ直ぐ。
075-252-3160
以前 TVで紹介されてたのを思い出したからです。
町屋を改装した奥に長いスペースですが、お店は通りに面した部分です。
さすがに本願寺派のお坊さんがやってるBAR、店内にはお仏壇のような場所があり、とてもいい音の「おリン」も備え付けてあります。
テーブル席の机には小さな「おリン」が真ん中に。
店と奥の間の間には「ふすま」仕切りが。
仏教に関する書籍もカウンターには並んでいます。
日本酒の中には高野山の般若湯と言う銘柄も。少し暗い写真になりました。
カクテルで面白いのは「煩悩」とか「欲望」と言うネーミングがあること。
煩悩を飲みました。「「私は煩悩が多いから」と言えば「ご自分で自覚してる方はまだましなんですよ」と言う答えが返って来ました。
町屋を改装しただけあって奥のトイレの横には「坪庭」がありました。
マスターの高秀さんは現職のお坊さんだけあって、悩み事を相談するお客さんも来られるそうです。
気さくで暖かいお坊さんマスターです。
最後はドライマティーニで〆めました。
京都 坊主バー http://bozu-bar.jp/
四条烏丸から四条通りを西へ。油小路を北へ曲がり真っ直ぐ。
075-252-3160
2010年06月30日
ミニ・コンサート
シャンソン歌手の翔ユリ子さんのミニ・コンサートに行きました。
翔ユリ子 http://blog.livedoor.jp/shoh_yuriko/

天神橋筋5丁目の東、池田町にある「BAR SHEENA」のオーナー、シーナ・きのはらさんはバイオリニストでもあり、BOROのバックバンドとして活躍もしています。
当日は、キーボードとバイオリンと歌。
小さい会場なので翔さんの歌声もバイオリンも直に聞こえて、独特の一体感が。

特にバイオリンの威力を発揮したのが、アストル・ピアソラのタンゴナンバー。切れのいい音が落ち着いた翔さんの声とマッチして私には心地よい時間でした。
丁度、誕生日直後だった翔さんにはファンから花束も届き、嬉しいひとときみたいでした。

翔さんの十八番、「先生のオルガン」がラストナンバー。たっぷり歌も楽しめました。
BAR SHEENA は値段も手ごろでちゃきちゃきしたシーナ・きのはらさんが魅力的に輝いてるバーです。
http://blog.livedoor.jp/bar_sheena/
ソーダが能勢ソーダなのも気に入ってます。
翔ユリ子 http://blog.livedoor.jp/shoh_yuriko/
天神橋筋5丁目の東、池田町にある「BAR SHEENA」のオーナー、シーナ・きのはらさんはバイオリニストでもあり、BOROのバックバンドとして活躍もしています。
当日は、キーボードとバイオリンと歌。
小さい会場なので翔さんの歌声もバイオリンも直に聞こえて、独特の一体感が。
特にバイオリンの威力を発揮したのが、アストル・ピアソラのタンゴナンバー。切れのいい音が落ち着いた翔さんの声とマッチして私には心地よい時間でした。
丁度、誕生日直後だった翔さんにはファンから花束も届き、嬉しいひとときみたいでした。
翔さんの十八番、「先生のオルガン」がラストナンバー。たっぷり歌も楽しめました。
BAR SHEENA は値段も手ごろでちゃきちゃきしたシーナ・きのはらさんが魅力的に輝いてるバーです。
http://blog.livedoor.jp/bar_sheena/
ソーダが能勢ソーダなのも気に入ってます。
2009年04月20日
おとなのBAR Ⅵ
今回は元町山手の「サボイ オマージュ」です。

神戸の老舗BAR「サボイ」の小林省三氏と木村義久氏の元で修行して独立。
2軒目で気に入ったこの場所を見つけました。
昔の料亭街「花隈」の一画に元はクラブ(サロン)だった広い店を見つけ「サボイ・オマージュ」の看板を掲げてます。
落ち着いた店内にはテーブル席や昔の電話ボックスもあります。

バーテンダー兼オーナーの森崎和哉さんはまだ30歳をちょっと出たところ。
ヨーロッパを見て周ったりカクテルコンクールで賞を獲得したり、プロ根性を持った研究熱心なマスターです。

独りで頑張ってるマスター(通称 薔薇Bちゃん)。体大出の体育会系ですが良く笑い喋ります。
老舗「サボイ」で修行しただけあって、さすがにお酒は美味しい、カクテルも豊富です!

良く冷えたバーボンの能勢ソーダ割り。フランスの「グレー・グース」とオリジナルブレンドウィスキー「森崎」をバックに。
サボイ・オマージュの難点(?)は繁華街から離れてること、その分、値段もリーズナブルになっています。
気に入ると直ぐ手に入れてしまう(マスター談)のでお酒の種類も凄く多い。

花隈城の跡(花隈公園)を山のほうにずーっと上がった右手のビルの1階です。

お客さんは30代から60代まで、「サボイ北野坂」に比べると少し若い感じもします。

「サボイ」hommage 078-341-1208
中央区下山手通5丁目8-14
PM4:00~深夜12:00 日曜定休
神戸の老舗BAR「サボイ」の小林省三氏と木村義久氏の元で修行して独立。
2軒目で気に入ったこの場所を見つけました。
昔の料亭街「花隈」の一画に元はクラブ(サロン)だった広い店を見つけ「サボイ・オマージュ」の看板を掲げてます。
落ち着いた店内にはテーブル席や昔の電話ボックスもあります。
バーテンダー兼オーナーの森崎和哉さんはまだ30歳をちょっと出たところ。
ヨーロッパを見て周ったりカクテルコンクールで賞を獲得したり、プロ根性を持った研究熱心なマスターです。
独りで頑張ってるマスター(通称 薔薇Bちゃん)。体大出の体育会系ですが良く笑い喋ります。
老舗「サボイ」で修行しただけあって、さすがにお酒は美味しい、カクテルも豊富です!
良く冷えたバーボンの能勢ソーダ割り。フランスの「グレー・グース」とオリジナルブレンドウィスキー「森崎」をバックに。
サボイ・オマージュの難点(?)は繁華街から離れてること、その分、値段もリーズナブルになっています。
気に入ると直ぐ手に入れてしまう(マスター談)のでお酒の種類も凄く多い。
花隈城の跡(花隈公園)を山のほうにずーっと上がった右手のビルの1階です。
お客さんは30代から60代まで、「サボイ北野坂」に比べると少し若い感じもします。
「サボイ」hommage 078-341-1208
中央区下山手通5丁目8-14
PM4:00~深夜12:00 日曜定休
2008年09月11日
おとなのBar Ⅴ
アーネスト・ヘミングウェイから名前を貰った「PaPa Hemingway」
カウンターの前には渋い表情のヘミングウェイの写真が3枚飾られています。

熟年より少し若い世代の客が多いのは、イケメン・バーテンダーの年齢のせいか、それとも1995年に開店したせいかも。
それでもお客への気遣いとサービスは行き届いています。
「パパ ヘミングウェイ」の晩夏の付き出しは「赤ピーマンのムース、トマトソースかけ」。夏バテの時期に嬉しい。

パパ・ヘミングウェイに因んでか、葉巻を吸うお客も多い。マスターもシガーアドバイザー認定資格を持つ。
これまで紹介した「おとなのBar」に関しては「嫌煙」とは程遠く、どこも大きな灰皿が置いてあるのが印象的。お酒には煙草が付きものだと言うことか。そして、ここでも灰皿に吸殻が2本程度溜まるとさりげなく交換してくれます。
マスターはヘミングウェイと言うよりむしろ優しい野武士と言う雰囲気。カウンターを挟んでお客とは一線を引いてるところがおとなのBarとして心地よい。

「パパ ヘミングウェイ」もやがては神戸の老舗バーの仲間入りをすることでしょう。
「サボイ」と同じ「第3天成ビル」2F 北野坂「そばの正家」の裏の筋。
Tel 078-391-2838 http://papahemingway.bar-kobe.net/
カウンターの前には渋い表情のヘミングウェイの写真が3枚飾られています。
熟年より少し若い世代の客が多いのは、イケメン・バーテンダーの年齢のせいか、それとも1995年に開店したせいかも。
それでもお客への気遣いとサービスは行き届いています。
「パパ ヘミングウェイ」の晩夏の付き出しは「赤ピーマンのムース、トマトソースかけ」。夏バテの時期に嬉しい。
パパ・ヘミングウェイに因んでか、葉巻を吸うお客も多い。マスターもシガーアドバイザー認定資格を持つ。
これまで紹介した「おとなのBar」に関しては「嫌煙」とは程遠く、どこも大きな灰皿が置いてあるのが印象的。お酒には煙草が付きものだと言うことか。そして、ここでも灰皿に吸殻が2本程度溜まるとさりげなく交換してくれます。
マスターはヘミングウェイと言うよりむしろ優しい野武士と言う雰囲気。カウンターを挟んでお客とは一線を引いてるところがおとなのBarとして心地よい。
「パパ ヘミングウェイ」もやがては神戸の老舗バーの仲間入りをすることでしょう。
「サボイ」と同じ「第3天成ビル」2F 北野坂「そばの正家」の裏の筋。
Tel 078-391-2838 http://papahemingway.bar-kobe.net/
2008年08月08日
おとなのBar Ⅳ
Established1918 と言うから今年で90年。
甲子園の夏の高校野球と同じです。

西梅田、ヒルトンの地下、ヒルトンプラザB2の「サンボア」。
1918年に神戸・花隈からスタート。
キタ新地「サンボア」やお初天神横には「北サンボア」もありますが、何と言っても「ヒルトン・サンボア」はアクセスがいい。
店を出ると阪神梅田、JR大阪駅に直結。圧倒的に勤め帰りのサラリーマンが多く満席の場合も。
お昼の11時からやってると言うけど、そんな時間にお酒を飲む人っているのかな?

例えば「バーボンソーダ」
ちゃんとしたソーダを使ってるか。
タンブラーは直前に氷で冷やすか。
混ぜてはいけない、ちょっと濃い目に感じるか、など美味しい作り方が身に付いてこそ大人のbar.

サンボアのつまみはピーナッツに酢漬けキュウリ。
大阪らしく客は皆良く喋ること喋ること。
商売や仕事の話で盛り上がってるのが神戸と違うところか。
昔から「京都で学び」「大阪で仕事をして」「神戸に住む」と言われる。
夫婦でゆっくりお酒を愉しむ・・・と言う雰囲気ではないけれど、ちょっと立ち寄るとまり木としては、うってつけの美味しい場所です。

ヒルトンサンボア 06-6347-7417
京都・京極・三条の京都サンボア。

この他にも元バーテンさんが独立したのでしょう。京都には木屋町と祇園にも「サンボア」はあるそうです。
但し、大阪の「キタ新地」とキタの「北サンボア」は立ち飲みが基本です。
甲子園の夏の高校野球と同じです。

西梅田、ヒルトンの地下、ヒルトンプラザB2の「サンボア」。
1918年に神戸・花隈からスタート。
キタ新地「サンボア」やお初天神横には「北サンボア」もありますが、何と言っても「ヒルトン・サンボア」はアクセスがいい。
店を出ると阪神梅田、JR大阪駅に直結。圧倒的に勤め帰りのサラリーマンが多く満席の場合も。
お昼の11時からやってると言うけど、そんな時間にお酒を飲む人っているのかな?

例えば「バーボンソーダ」
ちゃんとしたソーダを使ってるか。
タンブラーは直前に氷で冷やすか。
混ぜてはいけない、ちょっと濃い目に感じるか、など美味しい作り方が身に付いてこそ大人のbar.

サンボアのつまみはピーナッツに酢漬けキュウリ。
大阪らしく客は皆良く喋ること喋ること。
商売や仕事の話で盛り上がってるのが神戸と違うところか。
昔から「京都で学び」「大阪で仕事をして」「神戸に住む」と言われる。
夫婦でゆっくりお酒を愉しむ・・・と言う雰囲気ではないけれど、ちょっと立ち寄るとまり木としては、うってつけの美味しい場所です。

ヒルトンサンボア 06-6347-7417
京都・京極・三条の京都サンボア。
この他にも元バーテンさんが独立したのでしょう。京都には木屋町と祇園にも「サンボア」はあるそうです。
但し、大阪の「キタ新地」とキタの「北サンボア」は立ち飲みが基本です。
2008年07月16日
おとなのBAR Ⅲ
今回はJAZZのライブハウスです。

ザ・ぼんち のおさむちゃんがジャズを歌うことは知ってたけど、
偶然行き会ったのはラッキーでした。
大阪・曽根崎・お初天神通り。中ほどのビルの5階。
「ニューサントリー5」

知人が毎週水曜に出ている関係もあって15年ほど前から行ってた
けど、年配のサラリーマンや大人のジャズファンで結構はやってます。

おさむちゃんのライブは初めての体験。
元気で弾む声はしっとりしたジャズではないけれどなかなかのもの。
P.Ds.Bを率いて動き回り跳ね回る活力JAZZです。

神戸にもジャズのライブハウスはたくさんあるけど、梅田のニューサントリー5はいかにも大阪の味、演奏が終ると、わいわいガヤガヤ普通の大人の会話が渦巻きます。

ここは窓に面して伸びるロングカウンターがいい。
但し演奏中は逆向きになって見てね。
この日はMチャージは700円。カウンターチャージは1,000円。
食べ物も豊富にあって値段も手ごろ。
日曜定休。月~土は毎晩違ったプレイヤーのライブ演奏が楽しめます。

おさむちゃんは毎月第3火曜、次は8月19日(火)1晩3ステージで全部違う曲を歌います。
だから長時間粘っていても大丈夫ですよ。
便利な場所にあるので、時々芸能人もやって来ます。
06-6312-8912 since1970「NEW SUNTORY 5」

ザ・ぼんち のおさむちゃんがジャズを歌うことは知ってたけど、
偶然行き会ったのはラッキーでした。
大阪・曽根崎・お初天神通り。中ほどのビルの5階。
「ニューサントリー5」

知人が毎週水曜に出ている関係もあって15年ほど前から行ってた
けど、年配のサラリーマンや大人のジャズファンで結構はやってます。

おさむちゃんのライブは初めての体験。
元気で弾む声はしっとりしたジャズではないけれどなかなかのもの。
P.Ds.Bを率いて動き回り跳ね回る活力JAZZです。

神戸にもジャズのライブハウスはたくさんあるけど、梅田のニューサントリー5はいかにも大阪の味、演奏が終ると、わいわいガヤガヤ普通の大人の会話が渦巻きます。

ここは窓に面して伸びるロングカウンターがいい。
但し演奏中は逆向きになって見てね。
この日はMチャージは700円。カウンターチャージは1,000円。
食べ物も豊富にあって値段も手ごろ。
日曜定休。月~土は毎晩違ったプレイヤーのライブ演奏が楽しめます。

おさむちゃんは毎月第3火曜、次は8月19日(火)1晩3ステージで全部違う曲を歌います。
だから長時間粘っていても大丈夫ですよ。
便利な場所にあるので、時々芸能人もやって来ます。
06-6312-8912 since1970「NEW SUNTORY 5」
2008年07月08日
おとなのBAR Ⅱ
知る人ぞ知る「BAR SAVOY KOBE」
初代のマスター・小林省三・鈴子夫妻が創り上げた誇り高き愉快なBARは全国に名を轟かせ、お弟子さんたちも次々に独立してその技術と精神を継承して行っている。BARのマイスターに相応しい小林省三パパは今も時々お店に現れると言う。
昔聞いたニューヨークでエディット・ピアフの公演を見た人の話。
「真っ暗なステージに突然ピアノの上にスポットライトが当り、そこに「腕の先だけ」出したピアフが現れ、指先と腕だけで歌を表現した、それは実に素晴らしい彼女のエンターテインメントだった」
震災で移転し、新しくマスターも木村義久さんに代わって新装オープンしたSAVOYのカウンターはダウンライトの円形の光の輪が心ときめくBAR空間を作る。
まさに、私にはNYのピアフの舞台を空想させる演出だった。
(忠告:指先の綺麗でない方は、あまりこの光の輪の中に腕を出さないように)
神戸のBARの代表のようなサボイだから、酒類代理店の売り込みも多い。
それだけお酒の情報も多いと言うことでちょっとした宣材小物も見て楽しい。
今ニューヨークで流行ってる「モヒート」。ラム酒とミントの組み合わせ。
本場NYではもっと荒々しい飲み方だそうですが・・・。
お酒と煙草は良く似合う。
嫌煙派が幅を効かせる昨今ですが、やはりBARには紫煙が良く似合う。
三宮の煙草屋のおばちゃんの話。
「私ら煙草屋をつぶそうとしてんねん。新しい煙草に景品を付けてコンビニにはどんどん卸してるけど煙草屋には全然持って来やへん!」
新製品「マイルドセブン・インパクト1」と専用景品ライター。ファミマで買いました。
こんな話を義久さんと喋りながら「ぷんぷん けしからん!」と腹を立てながらも、3分後には次の話題に移るのもバー雀の特徴かも。
バーでの会話は、ちょっとした「毒」と「ほどのいい」切り替えしが大人の世界かも知れない。
この棚に歴史有り。
鈴子ママが亡くなり、弟子たちも独立し、客も世代交代し・・・。
それはBARに限らずどこの世界でも同じこと。
でも過去を懐かしむだけの同窓会的気分は嫌いです。
60歳は60なりに70歳は70なりに現代を生きているのですから、過去には戻らず、今日と明後日をネタ話にすべきでしょう。
そして美味しいバーボン・ソーダを飲む。
勿論、他のカクテルも一流ですよSAVOYは。
BAR SAVOY 北野坂・水車の回るそば屋「正屋」の裏。 4階。
078-331-8977 tttp://www.savoy-kobe.com/
国際バーテンダー協会も認定しているBARです。
2008年06月09日
おとなのBAR
YellowFourRosesのウィルキンソン割り。
つまり、バーボンのハイボールのこと。 私のお気に入り。
冷えたグラスに濃い目のバーボン、立ち上がるソーダの泡。
神戸には昔からいい意味での「おとなのバー」が多い。
学生時代、ちゃんとしたBarでの飲み方を教わったのは
「サボイ」だったか「ルル」だったか「デッサン」だったか
「アカデミー・バー」だったか・・・・・。
今は閉めてしまったり代が変ったり。
その教えとは?
・「カウンターの上にモノを置いてはダメ」
・「隣の客にむやみに話かけるのはルール違反」
・「ドライ・マティーニは味が分かる大人の注文するもの」
・「カクテル・グラスに入ってるお酒は足を持って
三口くらいで飲むのがいい、 ゆっくり飲みたかったら
ロングドリンクスを注文すること」
・「1杯でだらだら粘る客は嫌われる」
・「カウンターで寝てはダメ、起きてちゃんと飲め!」
・「でも、お酒は楽しく肩肘張らずに飲むもの」
などなど・・・。
昔からバーテンさんと言えば、ピンと張ったベストに蝶ネクタイ。
酔うほどにさりげない会話にも弾みが付くが、決して深入りはしない。
おとなが至福の時を過ごせるように気配りを欠かさない。
そして、お客をいい気分にして送り出してくれる。
三宮・生田筋・バー「崑崙」
元・珈琲卸業の50代後半のマスターがひとりでやってます。
挽きたての美味しい珈琲が飲めるのもそんなキャリアがあるから。
案外、女性ファンが多いのは彼が醸し出す中年男のフェロモンのせいか。
とても勉強家で何でも知ってる、でもちょっと恐妻家。
カウンターには「カサブランカ」「オリエンタル・リリー」などいつも花がいっぱい。
「ルノアール」と名づけられたひまわりが今日は自己主張することなく
片隅に活けられてました。
今晩のお客さん。
初老のアメリカ人とその日本人の奥さん。
熟年の紳士と中年美人の恋人もどき。
セレブっぽい30代リーマンが同僚と。
同窓会の帰りかちょっと酔った40代の男女。
いずれも会話を愉しみながら飲んでいました。
おとなのBARの定義(?)
エキサイトし過ぎは禁物、全てに「ほどの良さ」を保つこと。
酔っ払ってトイレを汚さない。
長居はしない、適当に切り上げる。
支払いは「現金」で、社用領収書を取らない。
いいカッコをしない見栄を張らない。
Tシャツ1枚は似合わない。
大声で話さない笑わない。
色気を振りまく女と飲み方を知らない若者は軽蔑される。
そんなところかな・・・。
Bar「崑崙」生田筋、阪急のガード直ぐ北。
1F・イスズベーカリーの7階。
火曜定休。078-333-9306 深夜12時まで。
気になる値段ですが、一流ホテルのメインバーと同じく
大概はノーチャージ、そんなに高くはない。
ボトルキープはなし。おつまみはほんの「ひとつまみ」だけど、
崑崙の付きだしはとても洗練されている。