2009年09月22日

彼岸花まつり

連休中「彼岸花まつり」が行われている奈良の明日香村に行って来ました。
近鉄「飛鳥駅」から棚田の残る「稲淵」までは無料送迎バスが運行中で、稲淵に降り立つとあたりの棚田の畦には今が真っ盛りの彼岸花の帯、また帯、そして群落、緑の稲穂と赤い帯の見事なツートンカラーが広がります。


「彼岸花まつり」の目玉は「オリジナルの案山子大会」


あるは、あるは、ずらーっと並んだ手作り案山子を見ながら棚田を歩くコースが続きます。


ユニークな案山子たちに思わず頬がほころびます。


出品された「案山子一覧ボード」も有り、そこで1票を投票する仕組みになっています。


会場の「稲淵」が一番標高の高い場所にあるので、その後の飛鳥文化に触れるには下り坂を徒歩30分。
先ずはハイライトとも言うべき「石舞台古墳」に着きました。


入場料250円。蘇我馬子の墓ではないかと言われている石舞台古墳は盛り土が風化してしまい、巨大な墓の天井石が露出してしまったもの。飛鳥を代表する石舞台姿が目の当たりに見られ触れることも出来ます。
石舞台が古墳で、石棺を収める石室が石舞台であったとは初めて知りました。
だから、石舞台の下には入り口が有り誰でも入ることが出来ます。


石舞台の下からは青空も見え、何とも大らかな昔のお墓です。


石舞台からは乗り捨て御免のレンタサイクルを借り(何故かブレーキが甘く怖い思いをしましたが)、人と車で込み合う明日香村めぐりを楽しみました。
先ずは比較的最近発掘された「亀形石造物」と言う水の流れを通す祭祀場「酒船石遺跡」へ。入場料300円。

遺跡の入り口には白い彼岸花が咲いていました。


次は日本最古の大仏が有ると言われている「飛鳥寺」

建立当時は五重塔もある大伽藍だったそうですが、今は小さなお寺です。

高さ3m、黄金30㌔、銅15㌧、飛鳥大仏は609年に推古天皇の命で作られた日本最古の仏像です。


何故か堂内は撮影が許されていて、凛々しいお姿に皆さんシャッターを盛んに押していました。
入場料で600円取られたので、健康と幸運と厄除けをたった10円のお賽銭でお願い、ちょっと欲深かったかな。


周りは田圃、いかにも明日香らしい大らかな自然に囲まれた飛鳥寺です。


飛鳥寺のそばには、蘇我入鹿の首塚とされている石塚があり、のんびりコスモスが揺れていました。


聖徳太子の生誕地とされている石碑。

その石碑の奥には「橘寺」があり、やはり観光コースになっています。


明日香「彼岸花まつり」のもうひとつの目玉は「町を灯篭で飾ろう」。
道路や山門など、いたるところに紙コップのような「灯篭」が並べられ、夜はさぞ幻想的で綺麗なことでしょう。
「橘寺」の前の「川原寺跡」の広い芝生にも点灯を待つ小さな灯篭が出番待ちをしていました。


「灯篭まつり」や「石舞台での劇」も見たかったけれど、それでは帰りが億劫になってしまいます。
「また来ればいいや」と言う気持ちで、吉野発ーあべの橋行きの特急に乗り夕方大阪に帰りました。

近鉄「飛鳥駅」は吉野行き特急で40分。特急券は500円。
勿論、運賃だけの「急行」も1時間に2本運行されています。
いずれも「難波」ではなく天王寺の「あべの橋」から。




  


Posted by 李欧 at 17:31Comments(4)旅 我流

2009年09月05日

阪神御影「いく亭」

阪神・御影駅の北東に「いく亭」と言う美味しい居酒屋があります。
お魚とユニークなサイドメニューが豊富、リーズナブルで美味しい。
灘のお酒「道灌」は300円。次々に新しく入る地酒は500円。焼酎も入れ替わりが激しいけれど500円。
最近は日本一発砲が強い「能勢ソーダ」も入ったので「ソーダ割り」もお勧めです。

当日の朝入荷の新鮮なお魚のお刺身は大概700円~800円くらい。
きずしやアジのタタキも身体に良さそう。蛸は小振りで柔らかい。

私は最近は日本酒にしてるので灘の「道灌」300円は嬉しい。最近凝ってるのが、三田の生酒「武庫泉」19度の冷酒の原酒で、8月の新酒は後3本残ってると言う。
安井酒店 079-568-1003 ¥2,200 一升瓶。

まったりと甘い風味。

居酒屋だけど「いく亭」のハンバーグは絶品!殆どの人が褒めます。
カレーとナンも最後に美味しい。

枝豆の醤油ホイル焼き、さつまいもの皮のカリカリ揚げ、冷奴も独特。小顔のマスターと甥のアッ君、エリザベス・テーラー似のみずほ姉さんがスタッフ。決してベタベタせず気遣いは行き届いてる。

8人掛けのカウンターと掘りごたつ席が2つ。小さなお店ですが、予約したほうが固いと思います。
「いく亭」日曜定休。 078-851-2808
御影中町1丁目7-12 





  


Posted by 李欧 at 23:23Comments(2)美味しい店

2009年09月01日

病院はインフルエンザの巣

今日、定期健診に病院に行って来ました。
検査結果は良好だったのですが、内科の先生についでに「新型インフルエンザのワクチンって貰えるのでしょうか?」と聞いてみました。
先生「いいえ、ワクチン製造は大流行には間に合わないでしょうね。外国からも貰えないでしょうし。現に今も多くの感染患者がこの病院にも来ていますよ」

びっくり!ではウィルスを貰いに行ったようなもの?
早速、家に帰り薬用石鹸で手洗い、うがい薬でうがいしました。

先生「今は感染患者数は発表せず、死者の数だけ発表するようになってると思います」「あと2~3ヶ月もすれば、日本人の7割は感染するでしょう」「でも普段から重篤な持病を持つ人が高熱で肺炎になったり危険になるので、普通の人は2~3日もすれば治るでしょう」「大流行が終わる頃に国内のワクチン製造も間に合うでしょうね」だって。

これじゃあ、感染しても軽症で済むように気を付けるしか方法はないみたい。
ウィルスは低温・乾燥に強いから、加湿器を買って「しょうが」を入れて殺菌効果を高めようかな。

でも、ひょっとしたら5月に流行した時に既に感染して、自然治癒していたのかも知れないなあ。
と勝手にいいように解釈もしています。

皆さん、お気を付け下さいね。

私も奈良の阿弥陀如来に日々の健康維持をお願いすることにしました。





  


Posted by 李欧 at 15:15Comments(0)日々の雑感
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