2008年06月30日
京都・大原・三千院
ここを訪れて「日本のうた・京都編 女ひとり」を口ずさむ人って、
50代以上の方でしょうか。♪きょうと~おおはら さんぜんいん~♪
恋につかれた女がひとり~♪

絵葉書と同じ風景。本堂・宸殿から往生極楽院を眺める。
雪もなければ紅葉もない。でも「あじさい園」では青い紫陽花が満開。

星あじさいも丁度見ごろでした。

三千院の杉苔のお庭はほんとに見事です。

「聚碧園」「有清園」などの庭園があり、可愛い「わらべ地蔵」も数人います。

国宝の「阿弥陀三尊像」が安置されている極楽院を中心に苔むす庭園が
広がります。

湿度のせいか苔の庭には「きのこ」も。

最澄が延暦寺建立の際、草庵を結んだのが始まりですが、
三千院と言う名称は意外に遅く明治4年以降。

売炭翁石仏。
呂川と律川に挟まれた「三千院」はとにかく山里・大原の一大観光地。
名産品を売る土産店がズラーっと並ぶかなりキツイ坂道を登ります。
往路で「しば漬」「カボチャ漬」「柿ジャム」など珍しい品々の目星を付けておいて
復路で買い求める算段を・・。
そして、汗をかいて登った先にはちょっとひんやりしたお庭が待っています。

50代以上の方でしょうか。♪きょうと~おおはら さんぜんいん~♪
恋につかれた女がひとり~♪
絵葉書と同じ風景。本堂・宸殿から往生極楽院を眺める。
雪もなければ紅葉もない。でも「あじさい園」では青い紫陽花が満開。
星あじさいも丁度見ごろでした。
三千院の杉苔のお庭はほんとに見事です。
「聚碧園」「有清園」などの庭園があり、可愛い「わらべ地蔵」も数人います。
国宝の「阿弥陀三尊像」が安置されている極楽院を中心に苔むす庭園が
広がります。
湿度のせいか苔の庭には「きのこ」も。
最澄が延暦寺建立の際、草庵を結んだのが始まりですが、
三千院と言う名称は意外に遅く明治4年以降。
売炭翁石仏。
呂川と律川に挟まれた「三千院」はとにかく山里・大原の一大観光地。
名産品を売る土産店がズラーっと並ぶかなりキツイ坂道を登ります。
往路で「しば漬」「カボチャ漬」「柿ジャム」など珍しい品々の目星を付けておいて
復路で買い求める算段を・・。
そして、汗をかいて登った先にはちょっとひんやりしたお庭が待っています。
2008年06月29日
美男の大仏
美男だと評判の阿弥陀如来の横顔です。
京都・大原「勝林院」は、お隣に有名な三千院があると言うのに
ひっそりと静まりかえり、極楽浄土と言われる境内は心やすらぐ空間でした。
仏教の古典儀式音楽「声明(しょうみょう)」の道場として 1013年に建立。
まるで西洋のグレゴリオ聖歌のような荘厳なコーラスが本堂では聴けます
(ボタンを押すとテープが流れる)
そして、阿弥陀如来の御手から流れる五色の綱を持つと「結縁」出来ると
言われ、これは誰でも握ることが出来ます。極楽浄土に行きたいナ。
阿弥陀如来の左右を「不動明王」と「毘沙門天」が守っています。
毘沙門天。
境内の池の上には「森アオガエル」の泡の卵がいっぱい。
当然、池にもそこから落ちてきたお玉じゃくしがいっぱい。
楓の木に産み付けられた白い泡の塊、見える?
早くも可愛い赤ちゃん蛙もぴょンぴょン。保護色してるので分かりにくい?
全て欅づくりの「勝林院」、堂々たる建物です。
そして、勝林院の住職の坊がお隣にある「宝泉院」。
ここは樹齢700年の「五葉の松」が有名で、茶菓付きで800円の入山料。
富士山のように刈られた巨大な松は見る者を圧倒。
その根と幹にもこれまた圧倒されます。
太い松の幹と竹林のお庭を見ながら一服。
さすがは住職の家「宝泉院」、こんな囲炉裏部屋でも一服出来ますよ。
大原の勝林院や三千院近辺には「呂川」と「律川」と言う急な小川が流れていて、
大原魚山(ぎょさん)流・声明の本家であることから、こんな謂れがある。
呂律が回らない方は、このやすらぐ景色を見て呂律を調整して下さい。
大原は「しば漬け」が名物。当然、紫蘇畑もたくさんあります。
そして京の町に下りてくると、約1ヶ月間の祇園祭りがもう始まっていました。
2008年06月15日
芭蕉のふるさと
松尾芭蕉が三重県の伊賀上野の出身だとは知らなかった。

芭蕉の旅姿をイメージした「俳聖殿」。
総檜作りで堂々とした外観、お城のある「上野公園」にある。
伊賀・上野には何度も帰郷してるそうで、「芭蕉翁記念館」では
「芭蕉の帰郷から見えるもの」展を開催していた。

42歳 「野ざらし紀行」
43歳 「鹿島紀行」
45歳 「笈の小文」(須磨・明石にも来る)
45歳 「更級紀行」
46歳 「奥の細道」と、芭蕉は旅が多く紀行句集も多い。
51歳、大坂で亡くなるまで、熟年になっての紀行の跡が
記念館ではランプが点灯する日本地図で展示されていた。

それにしても、俳句と言えば「芭蕉」と言われるほど有名なのに、
もう少し派手で分かりやすい総合テーマ館にして欲しかった な。
伊賀上野の「芭蕉翁記念館」(昭和34年開館)はとっても地味で暗いのです。

芭蕉が24歳で詠んだこんな句は新鮮でした。
職員がPCで手作りしたのでしょう、
投句を呼びかける紙が壁に貼ってありました。
伊賀上野と言えばやはり「忍者屋敷」(伊賀流忍者博物館)
が有名で、同じ上野公園内にあるこちらは大入り満員。
芭蕉翁記念館が外人3人しか居なかったのと対照的。

入館料700円でからくり屋敷の説明付き、更に200円出せば
「忍者ショー」も見せてくれる。子ども用衣装は6,000円、それでも
多くの子どもが忍者の格好をして走り回っていた。
知人に「伊賀上野」の忍者屋敷と芭蕉の故郷の話をしたら
「ああ、では芭蕉も各地を巡って藩の実情を探る隠密だったんだね、納得!」
なんて、うがった見方をする人も居ました。芭蕉が実は隠密忍者!凄い翔んでる発想。

伊賀上野の上野公園一帯は「上野城」「だんじり会館」「忍者屋敷」
「俳聖殿」「芭蕉翁記念館」「上野歴史民族資料館」などが集まっている
観光地、観光バスも集まってました。
市内には他に「芭蕉生家」「蓑虫庵」「伊賀くみひもセンター」「伊賀越資料館」
などがあり、銀座通りと言う小奇麗なストリートには「伊賀牛」の肉屋も
あります。
最近、梅田から直通高速バスが6往復開設されました。90分1,500円。
御堂筋・旭屋書店前乗り場から。
芭蕉の旅姿をイメージした「俳聖殿」。
総檜作りで堂々とした外観、お城のある「上野公園」にある。
伊賀・上野には何度も帰郷してるそうで、「芭蕉翁記念館」では
「芭蕉の帰郷から見えるもの」展を開催していた。
42歳 「野ざらし紀行」
43歳 「鹿島紀行」
45歳 「笈の小文」(須磨・明石にも来る)
45歳 「更級紀行」
46歳 「奥の細道」と、芭蕉は旅が多く紀行句集も多い。
51歳、大坂で亡くなるまで、熟年になっての紀行の跡が
記念館ではランプが点灯する日本地図で展示されていた。
それにしても、俳句と言えば「芭蕉」と言われるほど有名なのに、
もう少し派手で分かりやすい総合テーマ館にして欲しかった な。
伊賀上野の「芭蕉翁記念館」(昭和34年開館)はとっても地味で暗いのです。
芭蕉が24歳で詠んだこんな句は新鮮でした。
職員がPCで手作りしたのでしょう、
投句を呼びかける紙が壁に貼ってありました。
伊賀上野と言えばやはり「忍者屋敷」(伊賀流忍者博物館)
が有名で、同じ上野公園内にあるこちらは大入り満員。
芭蕉翁記念館が外人3人しか居なかったのと対照的。
入館料700円でからくり屋敷の説明付き、更に200円出せば
「忍者ショー」も見せてくれる。子ども用衣装は6,000円、それでも
多くの子どもが忍者の格好をして走り回っていた。
知人に「伊賀上野」の忍者屋敷と芭蕉の故郷の話をしたら
「ああ、では芭蕉も各地を巡って藩の実情を探る隠密だったんだね、納得!」
なんて、うがった見方をする人も居ました。芭蕉が実は隠密忍者!凄い翔んでる発想。
伊賀上野の上野公園一帯は「上野城」「だんじり会館」「忍者屋敷」
「俳聖殿」「芭蕉翁記念館」「上野歴史民族資料館」などが集まっている
観光地、観光バスも集まってました。
市内には他に「芭蕉生家」「蓑虫庵」「伊賀くみひもセンター」「伊賀越資料館」
などがあり、銀座通りと言う小奇麗なストリートには「伊賀牛」の肉屋も
あります。
最近、梅田から直通高速バスが6往復開設されました。90分1,500円。
御堂筋・旭屋書店前乗り場から。
2008年06月15日
狸の里
滋賀県の信楽は町全体が狸でいっぱい!
どこを歩いても、どこを見ても、信楽焼きは「狸」しかないのか!と
思うくらい、徳利持ってブラブラさせた狸が歩いてる。
駅前の大狸、郵便ポストと大きさを比べて下さい。
滋賀県立「陶芸の森」。ここはちゃんとした企画展や展示も見られます。
陶芸の森のオブジェ「風の門」から見る信楽風景
町は道路も陶器が敷かれて観光客向けに工夫が見られる。
陶美通り。
炎美通り。
たぬきタクシーもあります。
町の通りには大小の陶器屋さんが並んでいます。
その殆どは狸の団体が向かえてくれるのですが、
中にはこんな小さなお店もあります。
2008年06月13日
小さな恋人
♪若~い娘は うっふーん♪ さくらんぼを見るたびに
そんなオッサンメロディーを口ずさむと「それ何の歌?」と
現代のへそ出し若~い娘に言われそう。
その昔、スリーキャッツと言う3人娘が当時にしたらお色気たっぷりに
歌って一世風靡した「黄色いサクランボ」と言う歌のことさ!

やっぱ サクランボは国産だねえ、JA山形の「小さな恋人」と言う
パッケージ。
アメリカ産のどどめ色をした大粒チェリーが出回ってるけど、
あれは大味で直接的だね。山形のさくらんぼのほのかな恥じらいのある
甘みには敵わないよね。
それにしても国産は高いね。安くて新鮮さが評判の「パルやまと」
でも1パッケージ499円だった。これでまだ安いほうだって。
でもサクランボを食べ過ぎるとお腹を壊すから要注意だって山形の
友達が言ってた。
美味しいものをほんの少しだけ愉しむのが「おとなのたしなみ」って
言うもんなんだよ。分かった?大喰らいのタカちゃん!
そんなオッサンメロディーを口ずさむと「それ何の歌?」と
現代のへそ出し若~い娘に言われそう。
その昔、スリーキャッツと言う3人娘が当時にしたらお色気たっぷりに
歌って一世風靡した「黄色いサクランボ」と言う歌のことさ!
やっぱ サクランボは国産だねえ、JA山形の「小さな恋人」と言う
パッケージ。
アメリカ産のどどめ色をした大粒チェリーが出回ってるけど、
あれは大味で直接的だね。山形のさくらんぼのほのかな恥じらいのある
甘みには敵わないよね。
それにしても国産は高いね。安くて新鮮さが評判の「パルやまと」
でも1パッケージ499円だった。これでまだ安いほうだって。
でもサクランボを食べ過ぎるとお腹を壊すから要注意だって山形の
友達が言ってた。
美味しいものをほんの少しだけ愉しむのが「おとなのたしなみ」って
言うもんなんだよ。分かった?大喰らいのタカちゃん!
2008年06月09日
おとなのBAR
YellowFourRosesのウィルキンソン割り。
つまり、バーボンのハイボールのこと。 私のお気に入り。
冷えたグラスに濃い目のバーボン、立ち上がるソーダの泡。
神戸には昔からいい意味での「おとなのバー」が多い。
学生時代、ちゃんとしたBarでの飲み方を教わったのは
「サボイ」だったか「ルル」だったか「デッサン」だったか
「アカデミー・バー」だったか・・・・・。
今は閉めてしまったり代が変ったり。
その教えとは?
・「カウンターの上にモノを置いてはダメ」
・「隣の客にむやみに話かけるのはルール違反」
・「ドライ・マティーニは味が分かる大人の注文するもの」
・「カクテル・グラスに入ってるお酒は足を持って
三口くらいで飲むのがいい、 ゆっくり飲みたかったら
ロングドリンクスを注文すること」
・「1杯でだらだら粘る客は嫌われる」
・「カウンターで寝てはダメ、起きてちゃんと飲め!」
・「でも、お酒は楽しく肩肘張らずに飲むもの」
などなど・・・。
昔からバーテンさんと言えば、ピンと張ったベストに蝶ネクタイ。
酔うほどにさりげない会話にも弾みが付くが、決して深入りはしない。
おとなが至福の時を過ごせるように気配りを欠かさない。
そして、お客をいい気分にして送り出してくれる。
三宮・生田筋・バー「崑崙」
元・珈琲卸業の50代後半のマスターがひとりでやってます。
挽きたての美味しい珈琲が飲めるのもそんなキャリアがあるから。
案外、女性ファンが多いのは彼が醸し出す中年男のフェロモンのせいか。
とても勉強家で何でも知ってる、でもちょっと恐妻家。
カウンターには「カサブランカ」「オリエンタル・リリー」などいつも花がいっぱい。
「ルノアール」と名づけられたひまわりが今日は自己主張することなく
片隅に活けられてました。
今晩のお客さん。
初老のアメリカ人とその日本人の奥さん。
熟年の紳士と中年美人の恋人もどき。
セレブっぽい30代リーマンが同僚と。
同窓会の帰りかちょっと酔った40代の男女。
いずれも会話を愉しみながら飲んでいました。
おとなのBARの定義(?)
エキサイトし過ぎは禁物、全てに「ほどの良さ」を保つこと。
酔っ払ってトイレを汚さない。
長居はしない、適当に切り上げる。
支払いは「現金」で、社用領収書を取らない。
いいカッコをしない見栄を張らない。
Tシャツ1枚は似合わない。
大声で話さない笑わない。
色気を振りまく女と飲み方を知らない若者は軽蔑される。
そんなところかな・・・。
Bar「崑崙」生田筋、阪急のガード直ぐ北。
1F・イスズベーカリーの7階。
火曜定休。078-333-9306 深夜12時まで。
気になる値段ですが、一流ホテルのメインバーと同じく
大概はノーチャージ、そんなに高くはない。
ボトルキープはなし。おつまみはほんの「ひとつまみ」だけど、
崑崙の付きだしはとても洗練されている。
2008年06月02日
あじさいいろの日々
♪6月の女は あじさい みたい♪
今は廃盤になった高田恭子の「あじさいいろの日々」と言う歌。
(万里村ゆき子 作詞・作曲 ポール・モーリア編曲・演奏)
とても洒落た歌で、さすがP.モーリアと思わせる楽曲でした。
KING BS-1799
本日、近畿地方は梅雨入り。
住宅街を歩くとこの時期どこででも見られる紫陽花。
雨の季節の定番であると同時に、さつき晴れの陽光にも映える花。
まるで七変化する6月の女心のよう、かな。