2009年10月26日

京都・薬草の森

漢方薬の相談に薬学・漢方・生薬の権威である医学博士・山原條二先生のところに京都まで時々お邪魔しています。
先生が主宰する認定NPO法人「天然資源開発機構」 http://www.tenshikai.or.jp  は普段からいろんな活動をしています。
そのひとつとして、今回は「野外観察会と健康セミナー」に参加させて頂きました。
会場は、京都市北部の「花背」と言う自然がいっぱいの鄙びた地域です。
京都・薬草の森
薬草の森に自生する「紫式部」の花。

京都市街から1時間半。鞍馬寺の前からさらに奥へ入って峠を越えたところに「花背」はあります。
市街から4~5度は低いと言う気温で、その日の峠の気温は14度。
京都・薬草の森
セミナーハウスにもなるロッジの中は北山杉がストーブの中で燃えていました。

セミナーハウスの名前は「交河山墅(こうがさんしょ)」。桂川の上流の二つの川が合流する地点にあるからだそうです。
京都・薬草の森

ロッジ前の上桂川の水は澄み切って飲めるくらいでした。
京都・薬草の森


京都・薬草の森
昼ご飯は有機栽培弁当と先生の持つ畑で取れた無農薬野菜たっぷり「具沢山のお味噌汁」。

お腹を満たして「京都薬草の森」へ自然観察と薬草観察へ。
京都・薬草の森

まわりは殆ど「北山杉」に覆われ、森林浴にもなってフィトンチットもいっぱい!
NPOの持つ広い「薬草の森」は標高400メートルくらいからは急な斜面になります。
ボランティアの人たちが足場や階段を手作りしたとは言え、それはそれは急斜面で、休憩なしではとても登れない。何度も心臓が「バクバク」なる目に合いながらも何とか1時間くらいかけて山頂へ。
京都・薬草の森

途中には、樹齢300年の大杉の株の上に若い2本の杉が生えて来たと言う生命力の見本のような杉も何本かありました。
京都・薬草の森

また、水がちょろちょろしか流れてなかったけれど、立派な滝もありました。
京都・薬草の森

山頂近くには樹齢300年は越えると言う大杉の中に「洞」が出来て、中を人が潜り抜けることが出来ると言う、まるで「屋久島」のような杉もありました。
京都・薬草の森

健康セミナーでは、主に「生薬」や「漢方薬」の話を聞き、集まった40名くらいの参加者も和気藹々。

山原先生はこれまでも「金時しょうが」「石榴の花」「サラシア茶」「弁慶草」「など、様々な生薬を分析したりデータを取って、純粋な製品として広めて来てらっしゃいます。もちろん、私もお世話になって見事血糖値を正常に戻した経緯があるのですよ。
京都・薬草の森

スキー場もあると言う「花背」は、それでも京都市・左京区です。
集落もあるけど、勿論、コンビ二などはゼロ、お店さえなかったような気がします。
それでも、府や市の自然観察施設はあって、ハイキングやキャンプなどで訪れる人もまあまあ居るとか。
但し、携帯は電波が届きません。

朝9時にJR「京都駅」を出て、夜6時に京阪「出町柳駅」で解散するまで、自然と健康いっぱいのセミナー・コースでした。

身体のことでお悩みの方は、一度上記URLをご覧になられるのもいいでしょう。
販売代理店「ポンピエ」でも製品は求められます。http://www.pontpied.co.jp/



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Posted by 李欧 at 17:13│Comments(0)観に行く
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