2008年12月29日

醍醐寺

秀吉の「醍醐の花見」で有名な京都・伏見区の醍醐寺は「世界文化遺産」登録の大伽藍です。
醍醐寺
真如三昧耶堂(さんまやどう)の黄金に輝く涅槃仏。

弘法大師の孫弟子「理源大師・聖宝」が874年に創建した「真言宗醍醐派の総本山」で、「醍醐」「朱雀」「村上」三代にわたる天皇の深い帰依によって次々に大伽藍が建立され、真言密教の中心的寺院に発展しました。
醍醐寺

ここの国宝「五重塔」は山門からは見えない場所に有り、それだけ境内が広くて森に囲まれてると言うことか。
醍醐寺

豊臣秀吉が「醍醐の花見」の宴を催したことは余りに有名で、そのせいか境内はいたるところに桜の銘木らしきものが有り、季節になればそれはそれは見事なことでしょう。
醍醐寺

本尊「薬師如来坐像」が安置されている国宝「金堂」
醍醐寺

紅葉の名所、朱塗りの弁天堂。
醍醐寺

弁天池の隣にある「大講堂」。
醍醐寺

大講堂の前の鐘楼堂。あと3日もすればここから「除夜の鐘」が響きます。
醍醐寺

正面の西大門は別名「仁王門」とも呼ばれ「一対の金剛力士像」が睨みを利かせています。
醍醐寺

「阿吽」の仁王像。1134年勢増・仁増の作。
醍醐寺

醍醐寺のハイライトとも言うべき「三宝院」は秀吉が花見に際して自ら設計したお庭で、庭が見渡せる寝殿造りの表書院は国宝。それはそれは華やかな桃山時代の広大な池と築山の配置です。(撮影禁止、なぜだろう?)
三宝院の表玄関・勅使門である国宝「唐門」だけ写して来ました。済みません。
醍醐寺
元は真っ黒な漆塗りに菊と桐の4つの紋だけ金箔だったそうです。

総本山「醍醐寺」 地下鉄・東西線「醍醐駅」から徒歩10分。バスも有り。 075-571-0002
http://www.daigoji.jp

*醍醐寺から更に山道を1時間登ると、「醍醐水」のある「上醍醐」に到着。国宝「薬師堂」国宝「清瀧宮拝殿」「開山堂」「如意輪堂」「五大堂」など、寺開創の起源になった山岳信仰ゆかりの醍醐山・霊場があります。健脚コースなのであきらめました。





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Posted by 李欧 at 16:17│Comments(0)古寺仏閣
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