2008年11月13日

ジャン・ギャバン

Jean Gabin 「殺人鬼に罠をかけろ」1957年フランス映画  ジャン・ギャバン50歳の作品。
ジャン・ギャバン
フランスの人気推理作家ジョルジュ・シムノンの「メグレ警部」シリーズが映画で見られます(レンタルDVD)。

メグレ警部と言えば、パイプにソフト帽がトレードマーク。
ジャン・ギャバン
ギャバンも映画では役になりきって・・・。

ジョルジュ・シムノンの息子マルク・シムノンに言わせると、メグレ役はもう少しスリムな俳優をイメージしていたそうですが、何故かジャン・ギャバンのはまり役になってしまいました。因みにマルク・シムノンの奥さんは日本でもファンが多いミレーヌ・ドモンジョです。

フランス人は概して背が高くない。ジャン・ギャバンもまわりの女性たちと比べてどっこいどっこい・・・。でも横幅は広く恰幅はいいのがこれまたフランス人らしい。
ジャン・ギャバン

メグレ警部シリーズ「殺人鬼に罠をかけろ」の主役はギャバンとアニー・ジラルドですが、若き日のリノ・バンチェラも刑事役でちょいと顔を出しています。
ジャン・ギャバン

刑事コロンボ、エルキュール・ポアロ、エド・マクベインなど刑事・探偵ものは人物設定が面白くなくてはダメ。メグレ警部も警察に帰って取り調べ中は、お腹が苦しいのか必ずベルトをゆるめています(私の癖と似ています)。そして極端に短いネクタイ、それも曲がってるところなど、ギャバンがやればそれも洒落てるかなと思わせるのがいかにもフランス映画らしいかな?
ジャン・ギャバン

かつて一世を風靡したフランス映画。今はハリウッドに押されて忘れ去られていますが、渋い親父ジャン・ギャバンの味わい深いギャング映画を見たいと言う方も多いことでしょう。
「望郷(ペペルモコ)」「現金に手を出すな」「ヘッドライト」「地下室のメロディー」「シシリアン」「暗黒街のふたり」など代表作もたくさんあります。
マレーネ・ディートリッヒと浮名を流し、三度結婚し三度離婚、親父やるじゃないか!と言う魅力があるのだろう。
今は昔、何処かにそんな男がいるのだろうか。





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Posted by 李欧 at 01:05│Comments(0)日々の雑感
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