2008年11月04日
岡山 後楽園
1700年、藩主・池田綱政によって造られた「後楽園」は日本三名園(後楽園・兼六園・偕楽園)のひとつ。
岡山市内を流れる旭川の広大な中州全部を占め、幾何学文様の園路や曲水が楽しめる江戸時代の回遊式庭園です。
後楽園と言えば、広大な芝生と延養亭を望むこの景色が有名です。ここに丹頂鶴(園内で飼われています)が居れば絵葉書に。
季節ごとの花や木々を楽しみながら園内を散策できます。入園料は¥350. 65歳以上は無料。
蘇鉄畑で初めて蘇鉄の実なるものを見つけました。
田畑義夫の♪赤い蘇鉄の実も熟れ~る頃♪ 「島育ち」の歌詞を思い出しました。
園内の水辺にはいたるところに古い佇まいの庵があり、ほっとする空間を創っています。
たわわに実った柿。
夏には大輪の花をつける蓮池。
緋鯉が泳ぐ石橋のある庵。
流水に逆らって泳ぐ緋鯉。
この時期の定番「菊花展」もきっちり見られます。
旭川を挟んで向かい側にある岡山城は、1597年宇喜田秀家によって築かれ、外観が黒いことから「烏城(うじょう)」とも呼ばれます。
宇喜田⇒小早川⇒池田と時代の変遷を経ても黒い天守の姿は変わりません。昭和41年に再建。
もちろん、後楽園からも烏城は望まれますが近寄って仰ぎ見るほうが黒々金ぴかの天守に圧倒されます。
後楽園と烏城は正味・1時間余あれば充分堪能できます。
Posted by 李欧 at 11:50│Comments(0)
│旅 我流
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