2013年09月22日

奈良 白毫寺

奈良市内の白毫寺(びゃくごうじ)に行きました。
「石ばしる垂水の上のさわらびの萌えいずる春になりにけるかも」天智天皇の第七皇子・志貴皇子の離宮跡に建てられたお寺です。

丁度お彼岸中だったので・・彼岸花。

境内には白い彼岸花も。

高台にあるので眺めのいいのと、花の寺として有名です。
ちょうど今は萩の花が見ごろです。

萩の花が石段に咲き乱れて。

白い萩の花もあります。

椿の花や寒桜でも有名らしい。境内にある樹齢400年の「五色椿」

石仏の路には多くの石仏が鎮座。完全な形ではないけど「不動明王」が有名だとか。


苔むした路には点々と石仏が並ぶ。

この丈の低い紫の花はなんでしょうか。

さすがは花の寺、可憐な桔梗の花も咲いていました。

本堂です。

万葉集「笠 金村」(かさのかなむら)の句碑。
「高円の野辺の秋萩いたずらに 咲きか散るらむ見る人なしに」

お寺への入り口には大伴家持の万葉の句も斜め書きにしてありました。

宝蔵には多くの重要文化財の仏像が並び、中央には阿弥陀如来坐像が。

奈良公園の南東の高円山の中腹にあるので、バス亭から約30分の上り坂。着いた時には汗だくだく。それだけに奈良市内一望の見晴らしはさすがの清涼。遠く興福寺の五重塔も眺められます。

展望のいい境内。

ここは「東海自然歩道」にあたるらしく、遠く柳生の里にも続いてるらしい。歩道と言うことは全部歩いて行けというのだろうか、ギャフン!

秋の一日、奈良郊外には実りの稲穂が輝いていました。遠く若草山も見えています。
  


Posted by 李欧 at 13:26Comments(1)古寺仏閣
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