2009年10月05日

奈良公園は庭?

阪神と近鉄が相互乗り入れしたので、気軽に奈良に行けるようになりました。
「姫路城」や「淡路」より見所も多いし、梅田や三宮より自然も多く、世界遺産も多いし、緑や仏像を見ていると、特に年を重ねると心が安らぎます。

東大寺・戒壇院の四天王。

持国天、増長天、廣目天、多門天。東大寺の中門堂から「戒壇院」に移されたと言われる天平時代の傑作。
大仏殿の西にある「戒壇院」に安置されている塑像。
小じんまりした「戒壇院」は日曜だと言うのに訪れる人もなく、お坊さんが3人、あくびをしてお客を待っていました。


大仏様を拝み、二月堂、三月堂、四月堂への登り坂を上がる。奈良は京都に比べて外国人観光客と修学旅行生が目立つ。
三月堂は相変わらず国宝仏像のラッシュ。国宝が押しくら饅頭してる感じ。(撮影禁止)

「吉野熊野」「法隆寺」を別にすれば、奈良の世界遺産とは、「東大寺」「平城京跡」「春日大社」「薬師寺」「唐招提寺」「興福寺」、そして「元興寺」。

「元興寺」と書いて「がんごうじ」と読む。


「なんで、こんな小さなお寺が世界遺産になったのですか?」と訪ねると「日本最古のお寺」「施設全体が国宝」「仏像が値打ちがある」と答えが帰って来ました。奈良町の真ん中にある小振りのお寺で、屋根は古代の瓦葺でした。


境内入り口の石仏。

奈良は、リタイアしたと思われるグループ、ご夫婦、一人旅の高齢者、ちょっとダサイ感じのカップル、中年の外国人観光客などが多い。京都に比べると圧倒的に年齢が高い観光客が多いように思えます。
平安京より「癒される」場所が多いと言うことでしょうか。

神戸から1時間少々で行ける交通の利便性も相まって、お天気のいい日には「ちょっとそこまで」と言う感覚で乗り換えなしで散歩がてらに行ける古都です。
近鉄「奈良」から「戒壇院」。「三月堂」から「元興寺」まで、きっちり1万歩は歩きました。
晴天の10月の休日。勿論、晩御飯は大阪に戻って美味しいお酒と焼き鳥。それも楽しみのひとつです。
奈良から難波までは30分ですからね。

神戸に住んでる人間が、奈良公園が、「我が庭」と言う感覚、ちょっと贅沢でしょうか。




  


Posted by 李欧 at 22:29Comments(3)ぶらりご近所
QRコード
QRCODE

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 3人
プロフィール
李欧
李欧
オーナーへメッセージ