2009年08月09日

夏の子ども

夏は子どもの季節です。子どもは「暑い、暑い!」とあまり嘆かない。
それより、夏休みを楽しむことに夢中になる。誰もが経験あることでしょう。


「ほら、そんなに唇が紫色になるまで海に浸かってるなんて、早く家に帰りなさい!」
海辺で育った私は、夕暮れになるまで海で遊び、迎えに来た姉に良く叱られました。
夏休みと言えば、外で遊んでばかりいた思い出しかない。
「蝉採り・とんぼ採り」「ラジオ体操」「海水浴」「自転車乗り」「冒険ごっこ」「夏祭り」など、お金のかからない遊びはいっぱいあった。

縁側での「団扇」「風鈴」「西瓜」「花火」なども夏の思い出。
何はなくとも、親兄弟、みんな若かった頃のお話です。


「よそいき」ではない「普段着」の夏休み、遠出はしなかった。
宿題は朝の涼しいうちに、と言われたことは思い出すけど、実際勉強した思い出は残っていない。

それでも、夏は子どもの天国。
入道雲や夕立・雷、田んぼの稲は青々とそよぎ、青空は澄み切っていたように思う。

やがて赤とんぼが飛び交い、夜、虫の声が聞こえてくると「あーあ」と寂しい気持ちになったものです。

あれから何年経つのだろう、か。
  


Posted by 李欧 at 12:00Comments(0)日々の雑感
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