2009年01月04日
からす天狗?お不動さん?
まるで「からす天狗」のような羽を持つ不動明王。
天台密教の深奥を極めた「駒道智大僧正」は摂政関白・九条道家の子に生まれ幼くして比叡山に登り修行の道に入りました。三井寺の管長などを経て、晩年は駒ヶ滝「最勝院」に隠棲。文永3年3月3日、白馬にまたがり生身のまま天空に駆け上ったと言われています。約700年以上も前のことです。
そして、亀山天皇がここに離宮を建て大僧正を鎮守として祀り、禅寺を創建、それが「最勝院」の真下にある「南禅寺」でした。
南禅寺方丈正門。
琵琶湖の疎水が境内を流れる「南禅寺」。疎水の横を小川に沿って登れば直ぐ「最勝院」に出ます。
最勝院は縁結びもしてくれるらしくて、境内には親子連れの「豆狸」がちょこんと幸せそうに身を寄せ合って。
神仙佳境と言われる天台密教の霊地へは最勝院から更に奥に200メートル登ります。
修験堂・奥の院。
奥の院の後ろに「駒ヶ滝」。この日は氷雨まじりの寒い日。誰も滝に打たれて修行してませんでした。
滝の横の不動明王にお賽銭をあげるには不安定な梯子を登って。ひたすら健康祈願!
滝から更に奥の階段を登るとぽっかり暗い洞窟が。
洞窟の中には「大日如来」他「弁財天」などの石仏も。
将軍不動も祀られていました。
奥の院近辺には様々な不動明王がありますが、全て「石仏」です。
ふーふー言いながら山道を登って行って良かった。初めて見る密教の霊場でした。
深山幽谷とまでは行かないにしても、このあたりは東山や比叡からの下山道にもなってるらしくてリュックを背負って下りてくる健脚おじさんもいました。
不動明王は願い事をする神様、また「勝運の神」でもあり、南禅寺一山は信仰の中心として今も多くの参詣者を集めています。
奥の院ではお経を唱える信者たちにも出会いました。
私の家の菩提寺が南禅寺派なので、初詣を主旨にしてついでに香りの良いお線香を求めに行ったのに、思わぬ収穫に出会えた1日でした。合掌!
天台密教の深奥を極めた「駒道智大僧正」は摂政関白・九条道家の子に生まれ幼くして比叡山に登り修行の道に入りました。三井寺の管長などを経て、晩年は駒ヶ滝「最勝院」に隠棲。文永3年3月3日、白馬にまたがり生身のまま天空に駆け上ったと言われています。約700年以上も前のことです。
そして、亀山天皇がここに離宮を建て大僧正を鎮守として祀り、禅寺を創建、それが「最勝院」の真下にある「南禅寺」でした。
南禅寺方丈正門。
琵琶湖の疎水が境内を流れる「南禅寺」。疎水の横を小川に沿って登れば直ぐ「最勝院」に出ます。
最勝院は縁結びもしてくれるらしくて、境内には親子連れの「豆狸」がちょこんと幸せそうに身を寄せ合って。
神仙佳境と言われる天台密教の霊地へは最勝院から更に奥に200メートル登ります。
修験堂・奥の院。
奥の院の後ろに「駒ヶ滝」。この日は氷雨まじりの寒い日。誰も滝に打たれて修行してませんでした。
滝の横の不動明王にお賽銭をあげるには不安定な梯子を登って。ひたすら健康祈願!
滝から更に奥の階段を登るとぽっかり暗い洞窟が。
洞窟の中には「大日如来」他「弁財天」などの石仏も。
将軍不動も祀られていました。
奥の院近辺には様々な不動明王がありますが、全て「石仏」です。
ふーふー言いながら山道を登って行って良かった。初めて見る密教の霊場でした。
深山幽谷とまでは行かないにしても、このあたりは東山や比叡からの下山道にもなってるらしくてリュックを背負って下りてくる健脚おじさんもいました。
不動明王は願い事をする神様、また「勝運の神」でもあり、南禅寺一山は信仰の中心として今も多くの参詣者を集めています。
奥の院ではお経を唱える信者たちにも出会いました。
私の家の菩提寺が南禅寺派なので、初詣を主旨にしてついでに香りの良いお線香を求めに行ったのに、思わぬ収穫に出会えた1日でした。合掌!
2009年01月04日
ありきたりの初詣
平安神宮前に奉納された「伏見の清酒」二樽づつの薦被り。
デザイン的には ♪頑張れニッポン♪ 和風で見事でした。どれが飲みたいかな?
名物、朱塗りの大鳥居。修学旅行みたいで好きじゃない人も多いことでしょう。
お正月に平安神宮・南禅寺・錦天満宮・最勝院と初詣に行って来ました。
氷雨模様の平安神宮、午後5時。そろそろ人影も少なくなりつつあり、とにかく寒かった。
でも本殿の前は「万札いらっしゃーい!」の大きな受け皿があり、おみくじもお札も到る所で売られ、関係者もほくほくニコニコ顔で思わず冗談が飛び交ってました。
デザイン的には ♪頑張れニッポン♪ 和風で見事でした。どれが飲みたいかな?
名物、朱塗りの大鳥居。修学旅行みたいで好きじゃない人も多いことでしょう。
お正月に平安神宮・南禅寺・錦天満宮・最勝院と初詣に行って来ました。
氷雨模様の平安神宮、午後5時。そろそろ人影も少なくなりつつあり、とにかく寒かった。
でも本殿の前は「万札いらっしゃーい!」の大きな受け皿があり、おみくじもお札も到る所で売られ、関係者もほくほくニコニコ顔で思わず冗談が飛び交ってました。