2008年12月04日

KOBE ルミナリエ

神戸ルミナリエが今日(12月4日)から始まります。(~15日)
期間中は(主に西日本から)見物客がどっと押し寄せ周辺の混雑は大変!

点灯前の東遊園地終点・会場

1997年12月に最初に見たときは、回りにはまだ崩壊したビルや整理されていない空き地もあり、街はかなり暗かった。
そこに、この光の洪水。その上、イタリアならではの色使い、何と綺麗な光の門だろうと感銘を覚えたことを思い出します。
阪神・淡路大震災メモリアル まさしく犠牲者への鎮魂と復興への希望の灯りでした。

それから毎年1度は訪れていますが、それも6~7年間くらいのこと。それ以降は、もういいか、と思うようになりました。
何年経っても経済復興しない神戸、鎮魂の意味があるので派手な演出が出来ない事情、周りのクリスマス商戦に影響が出るからと短くなった期間など、大震災を人々の記憶に留める効果はそれなりにあるものの、「わー!綺麗、写真、写真!」の前には意義も負けてしまいそうです。

毎年開催が危ぶまれながらも継続しているメリットは何でしょう。
街に光が戻り、全国でルミナリエもどきも多く開催されている今日、そろそろ考え直す時期かなとも思います。

鎮魂と祈りは「1.17」に任せる。そして、ここまで定着したルミナリエをもっと神戸の経済効果・観光効果に結びつくものにする。ルミナリエには元々「鎮魂と祈り」の意味があるそうなので、難しい問題だとは思いますが・・・。
新しいものに飛びつくのが大好きな神戸っ子の知恵と工夫と柔軟な発想に期待しています。

  


Posted by 李欧 at 00:53Comments(2)ぶらりご近所
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