2008年10月30日

美人の泉・御影

阪神・御影駅・山側の「沢の井」モニュメント。
こんこんと湧き出る水は果たして本物の泉の水か!


駅の山側とは別に、阪神・御影の西高架下に、昔ながらの本家「沢の井」があります。


名前の由来には、はるか昔、神功皇后が化粧直しした際、この泉の水にくっきり御姿が映ったから「御影」だと・・・。
神功皇后が美人だったとはどこにも書かれていませんが・・・。
その後、南北朝時代に御影の名水を使った「酒造り」が起こり、この地域の氏に「嘉納」と言う名が与えられたとーーーそれで納得!


嘉納と言う名は「白鶴」や「菊正宗」でもお馴染み。そこで「ウィキぺディア」で検索。

*「本嘉納家が酒造業を始めたのは、万治元年(1660年)のことである。
 東灘・御影村で酒造りを始めたときの本嘉納の屋号は「材木屋」であった。本業は材木商。 その後100年 余り副業として酒 造りを続けた。副業とはいえ、工夫・改良を重ね、量産化にも成功。
 本嘉納は明和・安永年間には酒造り専業になり、屋号を「嘉納屋」に変えた。その30年ほど前の寛保3年(1743年)本嘉納の 分家・白嘉納が「白鶴」の醸造を始めた。」 とあります。

つまり、「菊正宗」が本家で「白鶴」が分家だったそうです。

それぞれの資料館は今も、阪神・御影~阪神・魚崎の南側に一般公開されています。

嘉納財閥が「灘中・灘高」を創設し、親戚にはあの「講道館」の嘉納治五郎もいたと言う。
嘉納家と櫻正宗の「山邑(やまむら)家」は現在の東灘区の名家だったのだ!!

今は庶民の町になっている阪神・御影。
「阪神百貨店」が出来て夜9時まで営業。1階のパン屋「ポンパドール」(神戸阪急にもある)はバゲットが美味しいと評判です。
魚類も新鮮で閉店間際には安売りもしてます。


でも、魚ならやっぱり「パル・ヤマト」が新鮮で安い。
「六甲道・桜口」「阪神御影」「阪神芦屋」のパルヤマトをご存知の方も多いことでしょう。


気安い居酒屋も多いので、一度「阪神・御影」にどうぞ。





  


Posted by 李欧 at 14:31Comments(0)ぶらりご近所
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