2008年09月08日

備前おさふね

備前おさふね「刀剣の里」には「刀剣博物館」「今泉俊光刀匠記念館」「鍛刀場」そして「刀剣工房」がある。

「刀剣工房」で古い刀に磨きをかける砥ぎ師。

古い鞘を漆で補強している塗り師。


1300度の高熱で玉鋼を打つ鍛錬作業はこの日は見られなかったけれど、炉に火入れしているところは見られました。

守り継がれた匠の技が目の前で見られ、Q&Aも出来る「刀剣工房」は現代人には目新しい。
まだ300万本の日本刀が全国に散らばっていると言うから、この世界も広い。
「備前長船」と言えば「刀剣」の産地。時代の変遷とともに変わって来た形状や特徴なども丁寧に解説してくれます。
勿論、名刀の展示や「鞘(さや)」「鍔(つば)」の展示、「お土産物産館」も有り、なかなか興味深い施設でした。

JR赤穂線「長船」下車。ちょっと遠いけどタクシーなら800円くらい。


そして、同じJR赤穂線の日生(ひなせ)にはあまり知られていない「中南米美術館」があります。

日生で魚網の製造・販売をしていた故・森下精一氏のコレクションが中心で「マヤ文化」や「インカ文化」の収集品が展示されています。また、長寿の秘薬として「カカオ」が王に献上されていたとか、絵文字クイズなどちょっと賢くなる解説もあって面白い。



ミュージアム・ショップには中年米の小物のほか「百年の蜜」と言う竜舌蘭のシロップがあり人気商品になっています。私は同じ竜舌蘭でもテキーラの原料になる竜舌蘭から作った「百年の蜜」クリスタルを買いました。

日生と言えば「アナゴ」「岩ガキ」「シャコ」など海産物が有名で日帰りで仕入れに行く人も多いけど、海岸から5~6分のところに「中南米美術館」があると言うこと、初めて知りました。ただし日曜なのにお客は誰も居ませんでした。


  


Posted by 李欧 at 18:18Comments(0)観に行く
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