2008年04月30日
長谷寺
花の寺「長谷寺」(奈良県桜井市)は牡丹が満開!
古い町並みの門前町は名物・お土産屋がずらーっと並ぶ。
ほぼ1ヶ月間の「ぼたん祭」にはかなりの賑わい。
つきたてのヨモギ餅を売る店もあちこちにあります。
真言宗・豊山派総本山の長谷寺は境内も広く、若いお坊さん
の姿もあちこちで見かけます。
「登楼」と呼ばれる回廊は三層あり、一層目は割りに楽に登れます。
階段の脇には「牡丹園」があるので愉しく鑑賞しながら進みます。
二層目、三層目になると階段も急になり、これはかなりしんどい!
登りきったところがやっと本堂。
大きな金色の十一面観世音菩薩が迎えてくれます。
本堂前は広い舞台になっており「登楼」の汗も緑の風が拭ってくれます。
本堂近くの弘法大師「御影堂」では「法話」も行われていて、
新緑に囲まれてのお話に煩悩が洗われます。素直な心になる、
これが自然に囲まれた社寺訪問のいいところかも知れません。
花の寺と呼ばれるだけあって牡丹以外にもいろんな花が・・・。
ピンクの「石楠花」
黄色い「山吹」
燃える「平戸」つつじ。
早くも「藤の花」が。
白と淡紫の「花みずき」もこれから盛りに。
はるか本堂を見上げる「本坊」前にも牡丹園はあります。
本堂を正面に見上げながら「本坊」で夕方の勤行をする僧侶たち。
本坊奥の新緑の庭がトリッキーな絵画を思わせる。
新緑を求めてGWの「花の寺」、難波から近鉄急行で45分。
「長谷寺」下車、駅からも急勾配の坂が待ってます。