2012年10月07日

マウリッツハイス美術館展

オランダ・ハーグにある王立マウリッツハイス美術館展に行きました。

目玉はヨハネス・フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」です。

1822年開館のマウリッツハイスには約800点の所蔵作品がありますが、工事中のため、そのうち約50点が神戸市立博物館に来ました。
レンブラント63歳の自画像。


館内は撮影禁止ですが、ルーベンスやヴァン・ダイクなどオランダ・フランドル絵画の至宝も観られます。


常設展では昔の居留地の模型も展示されていました。


旧居留地にある神戸市立博物館のマウリッツハイス美術館展は来年の1月6日まで。
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/museum/main.html

  


Posted by 李欧 at 13:50Comments(0)観に行く

2012年05月04日

御影だんじり祭

5月3日、御影クラッセ前で「御影だんじり祭」がありました。

御影地区のそれぞれの町から多くのだんじりが集結。
東明地区のだんじり。




西御影か西之町か、西と書かれただんじり。


浜石屋。この日は11台のだんじりが次々に登場。スピードを上げて直進し、次はゆっくり引き返し、クラッセ前ではおじぎするように回転。クラッセ前の広場に落ち着きます。


出番待ちのだんじり。次々に出番を待って並んでいました。


東と書かれただんじり。


郡家のだんじり。
それぞれにパレードにも違ったスタイルがあり、派手なものから比較的地味なものまで。


最近は女性の参加も多く、屋根の上には乗れませんがそれでも担ぎ手の上に乗って目だっています。


だんじりのお腹には金糸・銀糸の緞子が豪華に。


2時間全部は見られませんましたが、大勢の見物客とともに興奮の時間を持てました。
5月3日4日5日は東灘区一帯でもっと多くのだんじりが町を練り歩きます。  


Posted by 李欧 at 11:51Comments(0)観に行く

2012年03月20日

片岡球子 展

朝日新聞の創業者・村山龍平の収蔵品を集めた「香雪美術館」へ片岡球子さんの作品を観に行きました。

徳川家康。

「生命あふれる」と言うこの展覧会は103歳で亡くなった球子さんの92歳までの創作活動の歴史です。

安藤広重。

富士山も多く描いていて看板になってるのは「めだ多き富士」です。


重要文化財も多く抱える「香雪美術館」は村山邸の中にあります。
阪急電車のレールをを曲がって敷設させたことでも有名な阪急御影の村山邸。
敷地の中には洋館もあります。


同じく敷地内にある和風三階建の村山邸。


庭の椿が満開でした。


かなり広い敷地はぐるっと御影石の塀が続きます。


香雪美術館の直ぐお隣は「弓弦羽」(ゆずるは)神社。
西暦849年、神祠が造営されたと言う古い由緒です。


この神社でユニークなのは、3本の足を持った鳥で熊野大神の使いと言われる「やたがらす」です。


やたがらすが弓を持ってるシンボルは弓弦羽神社の絵馬のマークにもなっていました。
そして参道の脇には樹齢350年の「ムクノキ」が元気です。


神戸市指定天然記念物にも指定されています。


鳥居を入って直ぐ左にこの「ムクノキ」はあります。


弓弦羽神社から阪神御影まで徒歩3500歩、御影クラッセ前ではジャズバンドの演奏会が。


市立原田中学ブルージャズオーケストラ。
やはり神戸ですね、ジャズ音楽のレベルはかなり高かったです。


香雪美術館 片岡球子 展 http://www.kosetsu-museum.or.jp/exhibition/  5月6日まで ¥800
弓弦羽神社          http://www.yuzuruha-jinja.jp/  


Posted by 李欧 at 16:48Comments(0)観に行く

2012年03月04日

草間弥生 展

大阪の国立国際美術館へ「草間弥生」展を観に行きました。

大いなる巨大な南瓜。

中ノ島にある国立国際美術館の展示室は地下にあるので、地上には入口・出口しか出ていません。


草間弥生さんは水玉模様で有名なので入口・出口も赤い水玉模様。


写真撮影が許可されているコーナーもあります。
地下1階の導入部。


近づくと「顔」も描かれてます。


展覧会は地下3階で開かれてます。長いエスカレーターで降ります。


ポスターです。


現在83歳でまだまだ意欲的な制作活動をしてるそうです。


「チューリップに愛をこめて、永遠に祈る」の部屋は撮影許可です。


巨大なアクリルの花が3本咲いてます。



草間弥生さんは水玉で有名ですが、モノクロの部屋や極彩色の部屋やたっぷり見どころはあります。

本人のインタビューも交えた映像コーナーは満席でした。


1月7日から長い会期です。日を追うごとに人気が出て結構混んでました。特に若い人が多いのは83歳の芸術が若者に受ける証拠だからでしょうか。

堂島川から見るとお隣の「大阪市立科学館」のほうが目立ちますが。

開館35周年 国立国際美術館 http://www.nmao.go.jp/
4月8日まで 10:00~17:00 月曜休館 大人1,400円
  


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2012年03月01日

平清盛展

神戸市立博物館で開催中の「平清盛」展に行きました。

あの鎮西八郎・源為朝の大きな鎧も国宝として陳列してありました。

神戸市立博物館で神戸新聞社とNHKの主催で開催中。


1階は撮影許可なので・・・
正面にはこのような看板がどーんと。


国宝「平家納経」の前で「記念写真をどうぞ」と書いていました。


清盛の生涯を画面で解説。



源平盛衰記 絵巻

一の谷の悲劇の若者・平敦盛の絵


今回の目玉は世界遺産・厳島神社の国宝「平家納経」や神社の秘宝が公開されていることです。
平氏と源氏の相関図も至るところで解説されていますが、何せ名前が似ているのでこんがらがります。
また、当時の天皇家とも色々絡んで武家社会の黎明期が進んで行くと言うのは理解できました。

ただ、見ごたえはあります。

NHKの大河ドラマのほうは、今のところ清盛役の松山ケンイチがやたら大声で怒鳴りまくり、おまけに顔や服がいつも泥で汚れている。現段階ではあまり好きではありません。


神戸市では盛んに「KOBE de清盛」を宣伝していますが「歴史館」「ドラマ館」ともちゃっちいらしい。
でも、清盛が昔の神戸に果たした役割は大きいので、この1年、ブームにはなると思います。

旧居留地の街路にもバナーがぶら下がっています。

大輪田の泊を大きくし、日宋貿易で繁栄した平氏。福原に都を移し、その後、源平合戦で西へ追い詰められて行く平家。
確かに日本人好みではあります。
そして近年、兵庫の津の隣に外国人居留地が出来て「神戸」」が開港。
その後は知るとおりです。
博物館には「居留地」の模型もありました。


神戸市立博物館 http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/museum/main.html

4月8日まで開催 月曜休館 大人1,200 前売1,000
金曜は午後7時まで  普段は5時まで


  


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2012年02月19日

大阪天満宮 盆梅展

南森町の大阪天満宮に盆梅展を見に行きました。


全国の「梅酒」投票コンクールも開かれていたので、境内は凄い人出でした。

会場にはなぜかピンクのねこやなぎの盆栽も。

樹齢200年の「天草野梅」


見事な「双龍」盆栽。


百花の名前が描かれたかけじくの前の盆梅。


出口に作られた「梅の山」。



大盆梅展 ~3月3日  朝9時半~午後4時入場
2月22日~26日は夜間拝観 午後7時までに入場
場内に茶店もあります。

大阪天満宮  http://www.tenjinsan.com/
  


Posted by 李欧 at 14:42Comments(0)観に行く

2011年12月02日

昼間のルミナリエ

ルミナリエが始まりました。
何度も行ってるので改めて行きたいとは思いませんが、仕事のついでに昼間のルミナリエを撮りました。

終着地、東遊園地のサークル。電飾されればそれなりの感動もあるのでしょうが。


東から西の通りを見る。今年はLEDの光も増えてるそうです。


阪神・淡路大震災の鎮魂の意味合いもあるので、沿道ではあまり商売をしてはいけないそうですが、ローソンではそれでも手書きの宣伝をしています。せっかくだからこれくらいは小さな楽しみでいいのでしょう。


仕事で行った市役所16階の応接室から南を見ました。

肉眼では紅葉が綺麗だったのですが、曇ってたので画像で見れば、たいしたことないですね。
  


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2011年11月08日

東大寺ミュージアム

10月10日にオープンしたばかりの「東大寺ミュージアム」に行きました。


南大門を入って直ぐ左手に見事な甍を光らせた大きな建物です。
「金鐘ホール」「ミュージアム」「図書館」の3つの施設があります。


国宝の宝庫、東大寺の仏像や宝物を収蔵庫と修復庫を兼ねているだけあって、全て一面のガラスの向こうに収まっています。

現在は「奈良時代の東大寺」展。
60件の寺宝が見られます。
8世紀に聖武天皇が建立した当時の貴重な「日光・月光両菩薩」と「不空羂索観音」が目玉。
法華堂(三月堂)の須弥壇がシロアリの被害で解体工事中のため、ご本尊の「不空羂索観音立像」も見られるわけです。
法華堂の三体の国宝は法華堂の須弥壇と同じ大きさのスペースに安置され、不空羂索観音立像の大きさには圧倒されます。

他にもずらりと国宝が展示されていて、見ごたえ有り、です。

東大寺ミュージアム http://culturecenter.todaiji.or.jp/museum/

ついでに、現在「開扉」されていて国宝が拝観される興福寺の「北円堂」にも寄りました。


運慶の「弥勒如来坐像」や「無着菩薩・世親菩薩」が狭い場所に並んでいて、四隅には四天王立像も。


小さなお堂の外からは「弥勒如来坐像」のお姿がうっすら見えています。


  


Posted by 李欧 at 16:27Comments(0)観に行く

2011年10月11日

藤田美術館

生誕170年 没後100年
「コレクター藤田傳三郎の審美眼」を
大阪の藤田美術館に観に行きました。


桜ノ宮の太閤園の向かいにある土蔵が美術館になっています。


敷地にはお庭もあって、塔がシンボルです。


豊富なコレクションの中から今回は42点が出品。
来年末にかけて作品が今後2回入れ替わります。


国宝9件、重要文化財51件を所蔵する藤田美術館だから、展示が代わるごとにちょっと観にいくのもいいかもしれません。こじんまりした展示場ですから。今回は、先日「奈良国立博物館」で全巻を見た「玄奘三蔵絵」のうち第7巻が出てました。今回、感動したしたのは、快慶が鎌倉時代に造った「木造地蔵菩薩立像」。廃仏毀釈の嵐が吹いたときに奈良の興福寺が大量にまとめて放出した傷のある仏像のうちのひとつだったとか、もったいない話です。

ここは国宝「紫式部日記絵詞」も所蔵しているので、次々と公開されることでしょう。

藤田美術館 http://www.city.okayama.jp/museum/fujita/  入場料 ¥800

せっかくなので美術館の正面にある「太閤園」のお庭も拝見しました。
藤田組の創設者・藤田傳三郎ゆかりの建物tとお庭が有名で結婚式場としても有名です。


庭はぐるっと回遊できるようになっています。


さすがコレクターだけあって、お庭には石仏も多く見られます。


石の風神・雷神像。


太閤園から北へ、大川に沿って歩くと「櫻の宮」神社がありました。


JR桜ノ宮駅の南には、いつ出来たのでしょう、人口の砂浜を持つ大川の「わんど」が出来、子どもたちの絶好の遊び場になっていました。


桜ノ宮と言えば、怪しげなホテルが多いので有名ですが、大川沿いと言えば、やはり大阪帝国ホテルでしょう。


ここからは大阪城も遠景に見えます。


太閤園・藤田美術館はJR東西線「大阪城北詰」駅から2分。
そこから大川沿いをJR桜ノ宮まで歩き、更に地下鉄・南森町まで歩いたので、この日は8,000歩の健脚コースでした。
勿論、途中「竹うち」で早めの夕食を摂りましたが。
  


Posted by 李欧 at 14:16Comments(0)観に行く

2011年09月26日

KOBE陶芸展

お弟子さんを150人以上抱える神戸焼・末汎窯の南和恵「2011 KOBE陶芸展」に行きました。場所はさんちかホールです。
お弟子さんが制作した花器やお皿などの作品が結構多く展示されていました。

花器はやはりお花が入っていてこそ見栄えがします。


期間は一週間もない。


磁器ではなく陶器なので、茶色っぽい色合いが多い。


塔のような作品は作るのがちょっと難しいのかな。


穴の開いた壺も、柔らかい粘土の時に隙間を開けなきゃならないのだろう、ね。


私の姉の作品、カサブランカの花器には、売約済のマークが付いてました。


こう言う「蓋モノ」は結構好きなんですが、家にいくつあっても仕方ない。

そう言えば、大学生のときに友人に誘われて、灘製菓の陶器教室に遊びに行ったことがある。
電気窯だったけど、いくつか作品を作ったことを思い出しました。
粘土を練る作業場って凄い冷えるのですよ。冬場だったので華風邪を引いたっけ。そして、せっかく出来た花器からは水漏れが。でも、魚の型をした文鎮のような置物は割りに良く出来上がりました。誰かにあげたけれど。



南 和恵 陶芸教室
http://www.kobewinery.or.jp/event/tougei.html  


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2011年08月20日

天竺へ

「天竺へ 三蔵法師3万キロの旅」展に行きました。
奈良国立博物館は以前「会員券」を買ったので、特別展も無料です。

同時開催は「初瀬にますは与喜の神垣」。
長谷寺に隣接する初瀬天神の秘宝展でした。

仏法を求めてはるばる天竺(インド)へ旅立った玄奘三蔵。
その生涯を全12巻・全長190mを越える画面に絵画化した国宝「玄奘三蔵絵」は大阪の藤田美術館の所蔵。
その全場面が分かりやすく大きく展示されているので、途中の難関場面など、はらはらしながら順に見られて、後世、有名になった「西遊記」を思い描きながら、楽しく観られました。ちょっと足が棒になる感じはありましたが。

奈良国立博物館は、奈良で最初の洋風建築。
本館の休憩室は昔の玄関だったところで、見事な建築美を誇ってました。


ロビーから本館仏像展示を望む。


古都は8月中、名所がライトアップされているそうです。

晩夏の南円堂。


この日は、鹿が公園の下の民家まで下りて来ていました。


奈良国立博物館 特別展
http://www.narahaku.go.jp/exhibition/special.html 天竺へ は8月28日まで。


大阪・藤田美術館
http://www.city.okayama.jp/museum/fujita/  


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2011年05月04日

誕生!中国文明

奈良国立博物館に「誕生!中国文明」を観に行きました。

紀元前6世紀~5世紀 「神獣」

紀元前20世紀~11世紀までの美術品が147点展示。ほぼ年代順に精緻で古い見事な作品が並んでます。


奈良国立博物館の裏庭には散りかけの桜と新緑と藁葺きの家が。


「誕生!中国文明」 ~5月29日 http://www.narahaku.go.jp/exhibition/special.html

奈良公園は今、八重桜が満開

興福寺の境内で

興福寺・南円堂の前では藤棚の藤も満開


「奈良国立博物館パスポート」(友の会)に入りました。
年間 ¥3,000の会費で今回のような年間特別展(正倉院展も含む)が6回無料になり、京都・東京・九州の国立博物館の特別展もその範囲になります。また、前記、4箇所の国立博物館の平常展が無料で見られる、などの特典があります。
因みに今回の「誕生!中国文明」は¥1,400だったので、入会するとかなりのお得です。そう判断したので、受付でその場で入会しました。手続きは簡単、誰でも入会できます。
京都や奈良の国立博物館に時々足を運ぶ方にはお勧めです。  


Posted by 李欧 at 12:03Comments(0)観に行く

2010年11月03日

第62回 正倉院展

平城遷都1300年記念 第62回「正倉院展」に行って来ました。

螺鈿紫檀五絃琵琶 の表、螺鈿のラクダ。

出品の目玉は「螺鈿紫檀五絃琵琶」
おもて


うらのほうが綺麗(?)


麻と紙を練りこんだ女性の「靴」。
先端に花が付いてるなんて1300年を経ても通じるお洒落心です。


伎楽面
迦楼羅(かるら)、インドの古代神話に登場する霊鳥(ガルーダ)です。


1300年前にも「色紙」があったとは驚きです。
紙が貴重な時代なので、まさか庶民はこれで折鶴などは作ってなかったでしょうね。




第62回 正倉院展 http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2010toku/shosoin/shosoin_index.html



大人 1,000円 ですが日中は混雑してるので、オータムレイト入場券 700円がお得。
閉館の1時間半前から入場出来、当日券売り場で発売。
1時間もあれば観られますので。
11月11日(木)まで開催。



やはりグッズ売場は女性でいっぱいでした。

  


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2010年08月29日

フランダースの光

エミール・クラウスの「ピクニック風景」に魅せられて姫路市立美術館に行って来ました。
明日で終了と言う1日前の展覧会「フランダースの光」~ベルギーの美しき村を描いて~

1887年頃の作品。
ところが、説明を読むと、川の向こうの都会から来た人々のピクニック風景を眺める地元の農民たち、と説明が・・・。
農民たちが主役なのに変だなあとしっくり来ませんでした。楽しそうなピクニック風景を見る農民たちのほうが生き生き
描かれてるのに。

エミール・クラウス「夏の夕暮れ」1895年。

点描で描かれたクラウスの世界は、光と色が優しく細かい。

ジョルジュ・ミンヌ、 ヴェレリウス・ド・サードレーヌ、 ギュスターブ・ヴァン・ド・ウーステイヌ、エミール・クラウス、 レオン・ド・スメット、 ギュスターブ・ド・スメット、 フリッツ・ヴァン・デン・ベルグなど、これまで聞いたことのない画家の作品が90点ほど展示されていて、それなりに見ごたえはありました。

ウーステイヌ「春」1910年

7月10日から開催されていて、もっと早く観に来たかったのだけど、なにせこの暑さ!
閉会1日前になりましたが、それでも姫路駅から美術館まで歩くと、もう汗、汗、汗!
帰りはバスにしました。

クラウス「刈草干し」1896年

クラウスのアトリエ「陽光館」には、日本の画家「児島虎次郎」や「太田喜二郎」も滞在して点描の勉強をしていたとかで、二人の作品も6点展示されていたのが興味深かった。

美術館から見た工事中の姫路城。


世界遺産・姫路城は只今リニューアル工事中。
足場を見ればどれだけ大きなビルと同じくらいか分かります。
子どもの頃から何度も天守閣には登っていて良かった、と思いました。
  


Posted by 李欧 at 15:07Comments(0)観に行く

2010年08月15日

堂本印象美術館

京都府立「堂本印象」美術館に行って来ました。


堂本印象 明治43年京都生れの日本画家
初期は日本画の大作が多くあるが、1950年代にヨーロッパに旅行して以降は具象にも進出。
今回は「こころをかたちに」~新造形の誕生~と言う企画展で、彼の後期の作品ばかりの展示でした。



ちょっと変わった外観の府立「堂本印象」美術館。立命館大学・衣笠の真正面にあります。


苔寺、法然院、東福寺、東寺、高野山根本大塔、信貴山、四天王寺、宮内庁、最高裁判所などの壁画や襖絵を数多く描いており、それら初期の日本画が見たかったのですが、それはお蔵に入っており、今回はヨーロッパ旅行以降の作品が中心。
ただ、玄関には大阪・玉造教会のガラスの壁画模型が展示してありました。

細川ガラシャ夫人

高山右近

中央祭壇の左右に対で並ぶ大作の一部です。

ヨーロッパ旅行中に描いた油彩も30点弱展示してありました。

トレドの家

堂本印象の新造詣の代表作品「交響」


この美術館は内部のデザインや装飾も印象が制作したらしく、どこを見ても斬新で変わっています。
2階の窓。


ガラス扉の取っ手はデザイン陶器


文化勲章も受章した堂本印象の世界、初めて接したのですが、なかなか面白く興味深く過ごせました。
府立「堂本印象」美術館公式HP http://www2.ocn.ne.jp/~domoto/  入館料¥500

  


Posted by 李欧 at 15:41Comments(0)観に行く

2010年08月09日

海上花火大会


みなと神戸・海上花火大会に行きました。
普段なら大混雑の場所には行かないのですが、席が用意されていて後に食事も付いてると言うので思い切って出かけました。
花火大会などは十数年ぶりです。


デジカメで花火など撮れるのかな、と思ってましたが、そんなに臨場感はないものの、雰囲気だけは出てるかな?


メリケンパーク・オリエンタルホテルのテラスから見た50分間の夏の風物詩。ブログでは大音響が聞こえないのが少し迫力不足ですね。


それにしても最近の若い女性は、なぜあんなにだらしない浴衣の着方をするのだろうと・・。
誰も彼もが同じようなスタイルで、キリッとしたところや清潔な色気が足りないと思うのは私だけでしょうか。
子どもの浴衣姿は相変わらず可愛いのに・・。

おっとイケナイ!年寄りの愚痴が出てしまいました。  


Posted by 李欧 at 17:32Comments(1)観に行く

2010年06月13日

レンピッカ展

タマラ・ド・レンピッカ  ポーランドの富裕な家に生まれ自由奔放に生きた女流画家。

緑の服の女。

1920年代のパリで独特の画風とその美貌で一世を風靡した画家。

下記がパンフレットのキャッチコピーです。
「そして、女性は自由になった」「本能に生きた伝説の画家」「美しき挑発」など。
性別を問わず恋愛を楽しみ、結婚も数回繰り返す。

愛人でもあったモデル。

ひとり娘・キゼットを描いた作品も数点登場します。

ピンクの服を着たキゼット。


初めて聖体を拝領する少女。


大人になりかけた「娘の肖像」。代表作のひとつです。


ロシア・パリ・ニューヨークと住まいを変え、1980年死去。
アール・デコのアイコンとも呼ばれる見事な作品約90点が展示されてます。

兵庫県立美術館は安藤忠雄の建築です。ちょっと堅いとか迷路のようだとも批判されていますが、建物を這い登る蔦も紐を使って成長するように安藤氏は配慮してるそうです。
新館長・蓑豊(みのゆたか)氏を迎えて年間100万人以上の観客動員を目指すアイデアもいろいろ仕掛けて行くみたいです。


美術館の南側は港の入江に面し、階段からは開放的なパノラマが楽しめます。


向かい側は倉庫群。この入江でレガッタ・レースも開きたいそうです。


王子公園の旧・県立美術館から真っ直ぐ南に下がると今の県美に突き当たります。
この道をミュージアム・ロードと名づけ、こぶしの木の並木を植える計画があると言う。

同時開催されてる「麗子像展」、入場料は別です。

レンピッカ展 http://www.ytv.co.jp/lempicka/  7月25日まで開催中。
入場料 ¥1,300 前売り ¥1,100  最寄の阪神・岩屋駅で売ってます。

なお、7月末からは「水木しげる展」が開催される予定です。







  


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2010年05月16日

大遣唐使展


奈良国立博物館で開催されてる「大遣唐使展」に行きました。
仏像、絵画、書物など「国宝」や「重文」が多く展示されています。見ごたえもありますが撮影禁止なので紹介できません。
http://kentoushi.exh.jp
前売り¥1,200 近鉄奈良駅の観光案内所で買えます。

せっかくなので奈良公園の東大寺の西にある「依水園」に寄りました。


明治時代に作庭された「後園」からは、直ぐそこに東大寺・南大門と若草山が見えます。


新緑がまぶしい「後園」になにやら由緒ありそうな建物が・・・・。


近寄って見れば「水車小屋」でした。


萱葺きの「氷心亭」の屋根にはアワビのような貝殻が多く据えられてます。


つつじの名所だと聞いて訪れたのですが、残念ながらそろそろ散りかけ萎みかけでした。


池に浮かぶつつじの花と水面に写る木立。


黄菖蒲にはまだ少し早すぎたようです。


でも赤い睡蓮が可憐な花を浮かべていました。


そして、江戸時代に作庭された「前園」。依水園は「後園」と「前園」から成り、池の回りにさまざまな建物が配置され、回遊式の庭園になっています。広さは13,000平米。
前園の「三秀園」、食事も出来ます。


「寧楽美術館」 入園料¥600に含まれています。


依水園 http://www.isuien.or.jp  


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2010年04月17日

但馬の桜

但馬・香美町・村岡の「上田畜産」(繁殖牧場)に仔牛を見に行きました。

この日の朝、産まれたばかりの赤ちゃん牛が母牛と一緒にいました。


やっと立ち上がり、母親の乳房を捜しますが見当違いの場所ばかりつつきます。見かねた上田さんが、乳首の場所に仔牛の口を持って行ってやっとOK。ほっと安心しました。

上田牧場には約200頭の親子がいます。
生後一週間目の仔牛。
この頃の仔牛は鹿のようでもあり、ぬいぐるみの大きな犬のようでもあり、なんとまあ可愛いこと!


一ヶ月も経つと、ちっちゃな角も生えて牛らしくなって来ます。


上田畜産は小高い山の上にあります。
生憎の雨模様でしたが、牧場前の坂道には桜並木があり、今年最後の桜が雨の中でひっそり震えていました。


帰りに寄った道の駅「ハチ北」で春の山菜「こごみ」を見つけました。
神戸ではこの半分の量でも4倍の値段だそうです。ここでは¥150.。

  


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2010年04月04日

紀三井寺

和歌山の「紀三井寺」に夜桜を観に行きました。

夕方6時半頃着きました。

楼門から231段の石段はかなりきつい急勾配でした。
「結縁坂」と呼ばれる所以は、紀ノ国屋文左衛門が貧乏だった時代に紀三井寺にお参りに行って、母を背負ってこの坂を登ってる時、草履の鼻緒が切れたそうです。その時、鼻緒をすげ替えてくれたのがお寺の向かいにある玉津島神社の娘「おかよ」でした。これが縁で二人は結ばれ、神社の出資で船を仕立てて蜜柑と材木を江戸に運び大もうけをしたと言います。だからこの急階段を「結縁坂」と呼ぶそうです。紀の国らしいエピソードです。

紀三井寺から見る「和歌浦」と「和歌川河口」の夕景。

紀三井寺とは紀州にある三つの井戸があるから名づけられました。
階段の途中に「清浄水」(しょうじょうすい)の滝があります。
他の井戸は「楊柳水」と「吉祥水」。年中絶えることなく湧き出しているそうです。


本堂と桜。今から1230年前(奈良時代)に為光上人によって開基された古いお寺です。
ご本尊は「十一面観世音菩薩像」ですが、夜のため拝見は出来ませんでした。


そろそろ夕闇が迫り、ぼんぼりの明かりで桜見物です。


ところどころライトが点いてるものの、殆どは桜明かりしかありません。


長寿延命の守り神。




急階段は降りるときのほうが怖いです。


はるか下方の参道の提灯が、それでも花見のピークの夜の風に揺れて・・・。


ピーク時の土曜の割りに人出は少なく、ちょっと寂しい夜桜見物でした。


ちゃんと仁王さんもいる「山門」(楼閣)。


晩ご飯はいつものぶらくり町「千里十里」で美味しい「灰干しサンマ」を。
魚中心ですが滅茶苦茶メニューが多く、相変わらずどれも美味しい。


「千里十里」 和歌山市元寺町1-70  073-433-4480


町の中心にある「和歌山城」は昼間の花見客も姿を消して、ひっそりとライトアップされていました。

  


Posted by 李欧 at 14:25Comments(0)観に行く
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